こんにちは、FRシマゴンです。今日は、北麓の冬をご紹介したいと思います。
先週火曜日、今冬初となる本格的な積雪がありました(量は10cmほどとたいしたことありませんが)。全国的に気温の低い状態が続いていますが、このあたりも「身も凍る」ほどの寒さを記録しました。山中湖村では最低気温が−16℃まで下がり、湖畔の一部が結氷しはじめました。また河口湖周辺でも真冬日を記録し、湖畔の一部が結氷するなど、この一週間はまさに「冷凍庫」の中に放り込まれたようでした…。しかし結氷したといっても、まだ一部でありしかも薄氷です。決して軽はずみに入らないようにしてください。
さて幹線道路では除雪作業がすすみ、通行への影響はほぼなくなりました。しかし、市街地の日陰となりやすい東西方向の道路では、まだまだ凍結していますので冬用タイヤもしくはチェーンがないと通行に支障をきたします。富士スバルラインもこの時期、五合目まで通行できる日はまれです。
とはいえ、厳冬期の富士山は経験を十分に積んだ者のみに許される特別な場所です。遠目に見た富士山は美しくても、近づくと烈風吹きすさぶ世界がそこにはあります。くれぐれも安易に登ろうなどと考えてはいけません。しかし、富士山を取り巻く周囲の御坂・道志山塊や天子山地などは、経験者同行のもとであれば雪山入門コースにもなります。三ツ峠山なども、先週は多くの登山者が入っていたようです。山岳情報はこちら。
北麓各地では様々な冬のイベントを開催していますので、観光情報を入手して北麓地域にお出かけください。私たちも富士ビジターセンターでお待ちしています、富士北麓をもっと良く知りたいという方は是非お立ち寄りください。