2010年3月アーカイブ

2010年03月31日

スバルライン五合目

今年の富士山は、降雪量が少なかったのでしょうか?
富士スバルライン(富士山有料道路)が五合目までの全線営業をはじめてから、早いもので十日ほど経ちました。ちなみに一昨年はゴールデンウィーク直前、昨年は四月上旬が全線営業初日でした。しかし今年の開通が早いといっても、まだまだ降雪や雨後の道路凍結などがあるため、それらの状況によっては、全線通行止めや四合目下、一合目下の駐車場までの営業となる日があります。お出かけの際は、ホームページで開通状況を確認されるか、富士山有料道路管理事務所(0555-72-5244)へお問い合わせをお願いします。

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さて、まもなく四月となりますが、五合目は標高約2300mの高所です。昼間の平均気温は0℃前後で、風が吹くと体感温度はさらに低くなります。天候の急変もありますので、防寒着はもちろんですが、念のためタイヤの滑り止めもお持ちください。
下の写真は、富士山頂へ至るスバルライン五合目の登山道の入り口です。昨年の積雪量と比較すると、数十センチ少ない印象です。しかし、この先は雪崩(富士山では雪代・ユキシロとよびます)の可能性があり、まだまだ危険な状況が続くため、通行止めとなっています。安易な気持ちで入り込むことは絶対におやめください。また、富士スバルライン終点の五合目ロータリーから続く、「お中道」コースも同様の理由から、通行禁止となっています。積雪量が少ないといっても、五合目は、まだまだ冬です。天候の良い日を選んで、五合目からの景観をお楽しみください。

五合目には「ゴミ箱」がありません! 売店で購入したものについては引き取ってもらえますが、それ以外のゴミは、各自お持ち帰りをお願いしています。今年もきれいな「富士山」を楽しみましょう。(S)

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2010年03月17日

落枝にご注意を!

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富士北麓に大雪が降り積ってから、はや一週間以上が経過しました。東京近郊にお住まいの方には、富士北麓が雪深いエリアと思われている方がいらっしゃいます。ですが関東地方南部と同様、こちらでは、日本列島の南岸を低気圧が通過するとよく降雪を見ます。東京にミゾレが降るような寒い日には、特に、こちらは雪となります。最低気温が東京より10℃ほど低くなる日が、今冬は多かったようです。ただし、冬期間を通して積雪はそう多くなく、断続的に降ることはほとんどありません。しかし、冷え込みが厳しい分、道路が凍結することが多いため、行楽でお出かけの方は注意が必要です。先日の雪の際にも、路側帯に放置されたノーマルタイヤの車両を何台か見かけましたので。3月とはいえここしばらくは、本州南岸を通過する低気圧と寒気の南下に注目してください。

ところで、この季節特有の湿った雪が多量に降ると森の中はどうなるか、想像してみましょう。
もちろんその森に生える樹木にもよると思います。たとえば、ここ富士ビジターセンター周辺ではアカマツが優占種となっています。アカマツに限った事ではありませんが、大雪の後には、写真のように「落枝」が多数見られます。

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小さいものならさほど影響ありませんが、時には人間の腕より太く大きな落枝もあります。これが突然上から落ちてきたら…、と考えるとゾッとしますね。それぞれの歩道管理者も最善を尽くしていますが、事前に落とすということはなかなかできません。快適に楽しんで歩いていただくための歩道ですが、利用される方の意識も大切です。このような落枝の場合、強風の日にも注意が必要なことは言うまでもありません。落枝だけではなく、雨後のスリップなど、危険は常にあります。各市町村の観光課などに、歩道情報の確認をすることをお勧めしています。

今では、冒頭の雪もほぼ消え、ダンコウバイやアブラチャンなどが黄色い花を咲かせはじめています。富士北麓も、いよいよ春が近づいてきたことを実感できる陽気となってきました。(S)

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2010年03月15日

富士山レンジャー北麓写真展 展示期間延長します。

県立富士ビジターセンターにて開催の「富士山レンジャー北麓写真展2010」は当初、2月8日(月)〜3月8日(月)までの予定でしたが、ビジターセンターのご厚意により、3月22日(月)まで延長して開催しています。
たくさんのご来場お待ちしています♪(O)

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2010年03月09日

ポイ捨て

『ポイ捨て』

今日は「ゴミの不法投棄」について考えてみたいと思います。みなさんは「不法投棄」と聞いて、どのようなイメージをお持ちでしょうか?
大規模な「産業廃棄物」を思い浮かべる方もいるでしょうし、また道路脇に捨てられている「ポイ捨てゴミ」をイメージされる方もいると思います。正規に処分されていないゴミは、すべて「不法投棄」なのです。ここでお話しするのは、後者の「ポイ捨てゴミ」についてです。富士北麓の幹線道路のひとつである国道139号線を東から西に向かって走ると、鳴沢村から先、人家がまばらになると途端に「ポイ捨てゴミ」が増えてきます。明らかにドライバーによる行為なのです。「ポイ捨て」という表現だと、軽く感じてしまいますが、犯罪となりうる行為であることを肝に銘ずるべきです。『廃棄物の処理及び清掃に関する法律(一般に廃棄物処理法と称される)』や『自然公園法』などで処罰されることがあるのです。

また、自動車が入り込めない遊歩道上にもポイ捨てゴミの放置が見受けられます。私たち富士山レンジャーの事務所がある『県立富士ビジターセンター』近くの東海自然歩道にも、家庭ゴミや空き瓶、空き缶、タバコの吸い殻などが、昨年夏以降目につくようになりました。現在警察や富士河口湖町とも連絡を取り合いながら対策(この場合は、定期的な巡回活動しかありません)を講じているところです。自分さえよければ良い、という考え方しかできない人がいることは残念ですね。散策やハイキングで利用される方も多い場所ですし、ましてそこで生活している動物や鳥たちもいるわけですから…。
富士山はよく【ゴミの山】と揶揄(やゆ)されることがあります、それが原因で世界自然遺産になれなかったという誤解もまかり通っている現状があります。これからも現在進行形の富士北麓をお伝えすることで、みなさんにも「ホントウ」の富士山を知っていただきたいと思っています。(S)

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今日の富士北麓は、しんしんと雪が降っています。3月に入り寒暖の差が激しくなっています、お越しの際は一枚羽織るものを忘れずに。

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