通称「おみゆきさん」と呼ばれる三社御幸祭は、日本の多くの祭りの中でも独特で、長い歴史を誇っています。
825年に、甲府盆地の西部を流れる釜無川と御勅使川が氾濫し周辺地域に大被害をもたらした際、治水や水防を祈願する新しい祭りを挙行するよう勅使が命じました。
甲府盆地に点在する三社の一之宮、二之宮、三之宮がそれぞれ両川の合流点である氾濫地点に神輿を巡幸し、
祈願儀式を行います。神輿を歩いて担がなければならない若衆には、特に合流点から往復40キロ・・・。
最も遠くの一之宮からの担ぎ手は、至難の技だったでしょう。
今年度については、東北地方太平洋沖地震に伴い、実施内容を一部変更して実施されました。
来年も行こう。。