西湖野鳥の森公園で、2月3日まで樹氷まつりがおこなわれていました。
土台となる木組みに散水すると、朝晩の冷え込みで凍りついて氷のオブジェが完成します。
富士山を背景に、高さ10mを超えるオブジェは見ごたえがあります。
ところが今年は、樹氷まつり終了間際に雨がふる異様に暖かい日がありました。
そのため、最終日には氷がとけて木組みが見えてしまっていたそうです。
その後は気温の低い日が続いているので、改めて散水して、いまも氷のオブジェを楽しめるようになっています。
今のところ、最低気温が0℃を上回る頃までこの氷のオブジェを見られるようにしたい、とスタッフの方は話していました。
とはいえ。
氷のオブジェの周りにも、春がやってきていました。
こちらはアセビの花芽。
春、小さなかわいらしいスズランのような白い花が咲きますが、こう見えて有毒植物です。
こちらは、暖かくなりトンネルを掘りはじめたモグラが土を捨てた、通称モグラ塚です。
氷像がとける前に、ぜひ西湖野鳥の森公園に足をお運びください。