先日、雨の後敷地内を歩いていると、
こんなものを発見しました。
ユニークな形の・・・なんだろう???
初めて見るのですが、たぶんキノコだろうと
インターネットで検索してみると
どうやら『つちぐり』というキノコらしい
という事が分かりました。
ビジターセンター蔵書の
原色日本菌類図鑑(保育社)で
調べてみるとこのような説明が書いてありました。
はじめ扁形球、径2〜3cm位、半ば地中に埋まるが、成熟すると厚くて丈夫な革質の外皮は7〜8ヶの裂片にさけて外側に反りかえり、内部の薄皮に包まれた球状の袋をあらわす、袋の中には暗褐色の胞子が充満し、頂端の孔から胞子を飛散する、星形にさけた外皮は湿気を吸うと開き、乾くと再び内側に強くまきこむ、この際に外皮の先端は中の袋をおして胞子の飛散を助ける;胞子は球形、褐色、粒々をおび、8〜11µ。夏・秋ー林内路傍の崩れた崖土などに群生する、ごく普通のキノコである。分布:広く世界的。(ニセショウロ目、ツチグリ科)