2013年8月アーカイブ
2013年08月31日
2013年08月28日
富士ビジターセンター開館時間のお知らせ
富士登山シーズンが終わり、
ビジターセンターの開館時間も
通常どおりに戻りました。
9月30日までは、
8時30分から18時まで(最終入館は17時30分)
10月1日からは、
8時30分から17時まで(最終入館は16時30分)
です。
2013年08月22日
2013年08月20日
第5回富士山ふるさと再発見講座「忘れられた富士講〜鳴沢村山臣講関連碑をめぐる考察〜」
日時:9月22日(日)午後1時30分〜3時30分
場所:富士ビジターセンター2階研修室
参加費:無料
※事前予約が必要です。
?0555−72ー0259
富士ビジターセンター上野・清水まで
第5回富士山ふるさと再発見講座
「忘れられた富士講〜鳴沢村山臣講関連碑をめぐる考察〜」
のお知らせです。
どんな内容かと言いますと・・・
現在は、その存在自体忘れられてしまっているが、鳴沢村にはかつて山臣講(やましんこう)という名の富士講があった。明治時代になると、山臣講ではなく、大念仏講を名乗って活動をしていたようである。元々相模原の富士講である山臣講がなぜ鳴沢村で広がったのか、どうして富士講でありながら大念仏講を名乗るようになったのか。
鳴沢村及び精進御穴(青木ヶ原樹海)にある山臣講関連碑等から、山梨県内における山臣講の分布と活動の変遷について考える。
一般にはまだまだ知られていないディープな富士山の歴史をのぞいてみたくなりませんか?
2013年08月19日
富士山ふるさと再発見講座終了後のアンケートより
8月18日に富士ビジターセンターで行われた
地元民集まれ!富士山ふるさと再発見
「携帯やデジカメで富士山麓の自然を撮ろう」
は参加者10名が、植物や昆虫の接写をメインに
写真のきれいな撮り方を勉強しました。
予定では自然観察園の中が会場でしたが
講師の外川英樹さんが前もって下見をされた時に、
自然観察園の中よりも、ビジターセンターの建物裏
の緑地のほうが、撮るものがたくさんあると気がついたため
急遽、場所を変更して実施しました。
日射病・熱中症に注意しつつも、ごく普通のデジカメや携帯を使って
楽しく写真撮影の実地練習をしました。
終了後の参加者のアンケートより
●普段気がつかない発見に驚いた。
●子供達の自然観察の機会として有意義だと思う。
●いろいろな植物やちょうやクモがいて勉強になった。
●ななふしがすごかった。初め枝だと思った。
●今日の内容を参考にたくさん撮影しようと思った。
●写真に興味が持てた。
●虫や花に近づけた気がする。
●ゆっくりカメラをかまえる時間があって良かった。
●風景を撮ることは多くあったが、植物などの撮影は初。
●次からデジカメを持って歩く楽しみが増えた。
●のんびりと安心して写真を撮ることが出来ました。
2013年08月17日
明治・大正の富士登山者の食事・その2
萱沼進さんが持ってきてくれた『コンゴウヅエコショウ』
の一部写しより、明治・大正の富士登山者が
どんな食事をしていたかのご紹介、第2弾です。
「(山小屋の)主に頼んで土瓶酒を買った。その色は馬尿によく似ている。薄いので酔うことが出来ない。肴は干しエビの煮浸し。指を箸にしてつまんで食べる。囲炉裏の焚き火、吊ランプの光はここまでは届かず胎内くぐりの闇を照らすために持ってきた蝋燭を火山弾の煙草盆の上に立てて、座を照らした。夕飯は麩の味噌汁と玄米に舌鼓を打つ。」
富士山に登った晩に山小屋で一杯飲みたくなってしまったのですね。
登山に飲酒はあまりよくないですが、
つい気分良く飲みたくなってしまうお客さんのために
薄くて酔えないお酒を用意してあったのでしょうか??
2013年08月16日
明治・大正の富士登山者の食事
去る7月21日に開催されたビジターセンターの講座
地元民集まれ!「古資料に見る明治大正の富士登山」
の講師、萱沼進さんが非常に面白い資料を
持ってきて下さいました。
(『コンゴウヅエコショウ』の一部写し)
明治・大正の富士登山者がどんな食事をしていたか、
詳しく書かれている部分があり、とても興味深いです。
やさしい言葉になおしてご紹介しますと・・・・。
「剛力は背負梯子より弁当を降ろし、箱の形は大工の道具箱によく似ている。大きさも同じくらい、上に小さい箱、下に大きい箱を重ね、小さい方には副食を入れ、大きい方にはご飯を盛ってある。一行9名に剛力を入れると12名は各自、五郎八茶碗によそって食べる。おかずは、きんぴらごぼう、干し蛤、肉の煮〆、ひじき、ひね沢庵(細めの大根をしなびるまで干してから漬けたタクアン。)」
なかなか美味しそうなお弁当ですが、続きを読むと・・・・
「空腹で動けなくなってしまうことは山では大禁物、お腹をいっぱいにしておこうと、温茶に浸してさらさらと流し込む。小石を噛んでいるように固いごはん、ワラを噛んでいるようなおかず、美味い不味いを言っている場合ではない。」
ちょっとかわいそうですけど、可笑しいですね。
山で食べるものは大抵美味しく感じるものですが、
余っ程不味かったんですね・・・。
でも味ではなく、栄養が肝心ですから、
不味くてもしっかり食べておかないといけませんね。
2013年08月15日
2013年08月14日
2013年08月10日
2013年08月09日
富士山の溶岩を戻して下さい。
今年も来ました。
海外からの“富士山の溶岩戻し”
昨日エアーメイルで届いた小包みを開けると
署名入りの手紙と共に小さな溶岩が・・・。
カナダのある方からで、
「22年前に富士登山したときにお土産としてもってきた石を戻したい。」
という内容でした。
22年も前の溶岩をなぜ今・・・?
よほど良くないことがあったのかなあ?と
気になったので、その方にEメールでもっと
詳しく聞いてみることにしました。
すぐに返事をくださったので見てみました。
だいたいこんなことが書いてありました。
『山からの溶岩を持っているのは縁起が良くないという感じがしている。
ここ何年か神聖な場所から何かを持ち出した人に悪いことが起こった話を聞いたり、見たりした。
富士山が神聖な山だということは知っている。
そこから山の一部である溶岩を持ち去って
みんなに見せたりするのは、
山や山を神聖なものとする伝統を敬っていないことになると思った。』
この方の気持ちを汲んで、溶岩は近日中に富士山に帰る予定です。
2013年08月08日
道外れはいけません!
本日、富士山下山道を巡回していたところ、
七合目下山道トイレ付近で「人が落ちた」という声が!!
駆け付けると、登山者が倒れていました。
たまたま、そばにいた登山ガイドが救急隊の手配をしてくれ、富士山レンジャーは救急隊が到着するまでを引き継ぎました。
怪我人は意識もしっかりしていて、命の危険は無さそうでした。
その後、駆け付けた救急隊に引き渡して、役目は終わりました。
では、そもそも何が原因だったのでしょう?
今回は、怪我人が下山道を外れて斜面を駆け降りていたところ、その先にあった崖から落ちてしまったのが原因のようです。
道を外れると、今回のような事ばかりでなく、落石を起こして人に怪我をさせることになります。
ですから、道外れはしないでください!!
2013年08月08日
燃料電池バス
本日、ビジターセンター1Fホールにて
燃料電池バスのお披露目のセレモニーが行われ、
そのあと湖畔でのデモンストレーション走行がありました。
このバスは現在日本で4台しかないという、
この燃料電池バスに試乗体験をしてきました。
トヨタ自動車、日野自動車、富士急行の担当の方が
それぞれわかりやすく説明をしてくださいました。
燃料電池自動車は水素で走るのですが、
走行中CO2を排出しません。
排出するのは水だけなので
環境破壊を引き起こすことがないという
素晴らしい特徴があります。
そして水素で燃料を作る過程で出たCO2は土に埋めたり、
野菜作りに活用することができるそうです。
このバスの他に、燃料電池とバッテリーを組み合わせた
ハイブリッドカーもあります。
燃料電池によってできた水が凍ってしまう問題を解決し、
寒冷地でも走れるようにしたそうです。
また1度の水素充填で、大坂から東京までの
長距離を走ることができたそうです。
はやく水素ステーションが充実し、
燃料電池車が普及するようになるといいと思います。
気になる燃料代ですが、はじめはガソリンと同じくらいに、
そして徐々に下がっていくようになる見込みだそうです。
2013年08月07日
さるぼぼ
西湖のいやしの里「ちりめん細工・つるしかざり」館で
富士山世界遺産登録がなされるよう願いを込めて作成され、
展示されていた「さるぼぼ」がビジターセンターに
やってきました。
高さが2230個のさるぼぼをつないだ、3mもの高さの
モニュメントなので、設置する場所を決めるのに
苦労して、2階の柱にかけることにしました。
富士山をイメージした形と、赤・黄・緑から紫・ブルーへの
グラデーションが美しいです。
さるぼぼとは、昔から岐阜県飛騨地方で作られる人形で、
猿の赤ん坊」という意味だそうです。
災いが去る(猿)、家内円(猿)満になるなど、
縁起の良い物とされ、お守りとしても使われているということです。
(ウィキペディアより)
2013年08月03日
2013年08月02日
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