萱沼進さんが持ってきてくれた『コンゴウヅエコショウ』
の一部写しより、明治・大正の富士登山者が
どんな食事をしていたかのご紹介、第2弾です。
「(山小屋の)主に頼んで土瓶酒を買った。その色は馬尿によく似ている。薄いので酔うことが出来ない。肴は干しエビの煮浸し。指を箸にしてつまんで食べる。囲炉裏の焚き火、吊ランプの光はここまでは届かず胎内くぐりの闇を照らすために持ってきた蝋燭を火山弾の煙草盆の上に立てて、座を照らした。夕飯は麩の味噌汁と玄米に舌鼓を打つ。」
富士山に登った晩に山小屋で一杯飲みたくなってしまったのですね。
登山に飲酒はあまりよくないですが、
つい気分良く飲みたくなってしまうお客さんのために
薄くて酔えないお酒を用意してあったのでしょうか??
2013年08月17日
明治・大正の富士登山者の食事・その2 [富士ビジターセンター]
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