こんにちは、やまなし観光推進機構の宮下です。
2月5日(木)に富士河口湖町の勝山ふれあいセンターで、
「ユニバーサルツーリズムに対応した観光地域づくりセミナー」が国土交通省関東運輸局の主催で開催されました。
当日は雪が降るなか、約80名の方々が参加されました。
ところで、「ユニバーサルツーリズム」という言葉をみなさんはご存知でしょうか?
簡単に言うと、高齢の方や障がいを持つ方でも、気兼ねなく参加できる旅行のことです。
セミナーでは、初めに観光庁の方により、「ユニバーサルツーリズムの促進 ~地域での受入体制~」という題で、現状や国の施策、事例紹介などの講演がありました。
次に、NPO法人話し方HR研究所の栁田喜代子さんによる、「ユニバーサルツーリズムおもてなし講座」が行われました。
高齢の方、肢体不自由の方、視覚障がいの方、妊娠中の方など、具体的な事例を示しながらおもてなしの方法について説明して頂きました。
ステージでは、高齢者や妊娠中の状態を疑似体験できるセットを装着した方が登場して、分かりやすい説明でした。
講座の後は、跡見学園女子大学の篠原靖準教授のコーディネイトで「ユニバーサルツーリズムに対応した観光地域づくり」というテーマでトークセッションが行われました。
温泉エッセイストの山崎まゆみさん、富士レークホテル社長の井出泰済さん、(社)日本旅行協会バリアフリー旅行部会長の田中穂積さんがパネリストとして、富士レークホテルのユニバーサルデザインに関する取り組みの紹介など交えながら討論が行われました。
富士レークホテルさんでは、早くからユニバーサルデザインに取り組み、多くの賞を受賞されています。
くわしくは富士レークホテルさんのホームページをご覧ください。
ユニバーサルツーリズムという言葉にはあまりなじみがなかったのですが、このセミナーで理解することができました。
セミナーの資料は関東運輸局のホームページで公開されていますので、ぜひご覧ください。