おもてなし担当の仲村です。
おもてなしの第一歩は地元に愛着を持つこと
住んでる地域がもっと好きになれる情報をお届けできたらと思います。
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南アルプス市にあります中込農園さんは、外国人観光客の受け入れに
早い時期から対応し、様々な方面から注目されている観光農園さんです。
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1996年に立ち上げたホームページはその後、
マレーシアから来た女性に「英語のホームページを作ってみてはどうか」と
言われ作成したところ、多くの外国人が訪れるようになったそうです。
ホームページはこちら → http://nakagominouen.com/
中込さんはおっしゃいます。
「農業の世界で英語と接点をもっている施設は少ない。レアなところに新たなビジネスが生まれる」
また、外国人観光客を取り込むためには、
「相手がほしい情報をいかに発信できるか。そのためには英語のホームページがあること、
電話やメールを英語で対応できること、実際に来た際に対応できること」。
この日はインターナショナルカレッジ香港校の学生14名が
桃の余計なつぼみを落とす『摘蕾(てきらい)』という作業を体験していました。
日本の桃がなぜ美味しいか。それはつぼみから実際に実になるには2%のみという、
きわめて高品質なものづくりを行っているからなのです!
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研修生は古民家を改修した宿泊施設へ泊まります。
こたつやふすま、和風庭園など、「和」を感じる造りは外国人に喜ばれるそうです。
「今後は日本を訪れる外国人観光客に日本文化や日本のマナーを知ってもらうことが課題」とおっしゃる中込さん。
「やがて日本国内を旅行する人の二人に一人が外国人になるかもしれないと言われています。
その時に備えた準備が必要」とも言われます。
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中込農園さんの取組はビジットジャパンのホームページでも紹介されています。
http://www.visitjapan.jp/ja/ (リンク先ページ中央下の「ガイドブック」をご覧ください)
中込農園さんの先進的な取組は外国人観光客へのおもてなしモデルとして今後もますます期待されます。