こんにちは。
やまなし観光推進機構の小田切です。
10月15,16日 桃太郎伝説が残る全国の地域が一堂に会する「桃太郎サミット」が大月市にて開催されました。
・・・
大月市で桃太郎サミット・・・
・・・!??
そう、実はここ大月市には、犬目(上野原市犬目)、鳥沢(大月市富浜町鳥沢)、猿橋(同市猿橋町)、九鬼山、百蔵山など、桃太郎伝説にまつわるたくさんの地名や伝説が残されています。
ツアーの報告と兼ねて、大月市の桃太郎伝説に迫っていきたいと思います。
まずは、鬼がいたと言われている大月市のシンボル「岩殿山」
~~~大月周辺がまだ海だったころ、岩殿山は島で、赤鬼が住んでいました~~~
岩殿山はすべて、水成岩で出来ているそうです。
岩殿山には、少し登った所に鬼が隠れていた「鬼の大洞窟」があるのですが、道が崩れているため、今回は中止。
(※豆情報ですが、岩殿山は標高634m。スカイツリーと同じ高さです。)
最初の目的地は、岩殿山にある「円通寺」
この円通寺の裏にある「桃太郎地蔵」
見てください!
左手に桃を持っております。
しかも、なんと船に乗っています
まるでこの姿は、鬼ヶ島に鬼退治に向かう桃太郎そのもの!!
ロマンを感じますね
さて、ここの近くの「子神神社」
少し見づらいかもしれませんが、なんと「鬼の血」で土が赤く染まっています!
鬼が山を跨ごうとして、股が裂けて、血で染まったとのこと。
鬼って山を跨いじゃう大きさなのですね
近所に住む方によると、ここの辺り一帯は、昔は真っ赤であった。とのことでした。
次に向かったのが、鬼が投げて刺さったといわれる、「鬼の杖」
~~~岩殿山に着いた桃太郎が、大声で叫ぶと鬼は怒って手に持っていた石の杖を折り、一方を桃太郎に向かって投げつけました。それが途中で落ちて突き刺さりました~~~
昔は、これの2倍の長さがあったそうです。
ちなみにここの地区は、杖が地面に突き刺さった時、石が動くほどの地響きがしたことから「石動」という地名が付いたそうです。
石動には、こんな桃太郎のジオラマも置いてありました。(ご覧下さい。鬼が山を跨いでおります)
さて、まだまだある大月桃太郎伝説!
この続きはまた次回、アップさせていただきます!
乞うご期待