こんにちは。山梨ブランド推進PTの桜井です。
そろそろ信玄公祭りが近づいてまいりました。
県外からも多くの方が見に来られるこのイベントですが、来県の際には山梨県ならではの物を入手したいという方も多いのではないでしょうか。
そんな山梨土産の代表格の一つに甲州印伝がありますね。
ということで、この度、印傳屋さんの2階にある印傳博物館で開催中の「印傳の燻 ―煙が描く色と模様―」に行ってきました。
印傳屋本店1階のレジで博物館のチケットを購入し、いざ2階に。階段を上がって左側が第1展示室、右側が第2展示室になっています。
来館記念のスタンプを押しましょう。
第1展示室に入ると、鹿皮を張り付けて燻す太鼓が中央に、
展示室をぐるりと取り囲む形で展示ケースが配置されています。
今回の展示は燻しがテーマということで、上品な色味の展示物が多かったです。
キャラメル色の地に、白い模様が鮮やかでした。
中でも目を引いたのが「小桜燻金箔巾着」。
大き目の巾着に、なんと金箔で小桜模様が描かれています。
上から下へ濃くなっていくグラデーション上に花が配置されているのも素敵です。
日本現代工芸美術展に出展されたのも納得の名品です。
第2展示室は印伝ができるまでの工程が書かれたパネルやビデオ、そして印傳屋さんオリジナルブランド製品が展示されています。
このオリジナルブランド製品がすごい。
印傳屋さんは毎年新しいデザインを発表されていますが、それが昭和58年から最新のものまで全て展示されています。
各デザインごとに作成されているロゴも必見です。
じっっくり見て40分程だったので、旅行で来県された方も気軽に楽しめる展示だと思います。
ここには写真が掲載できないので、ぜひ現物を見てください!