2017年11月アーカイブ

2017年11月21日

グランプリ賞金5万円!FUJISAN FILM FES.2018 [富士山]

 山梨県と静岡県では、FUJISAN FILM FES.2018 (富士山をテーマとするショートムービーコンテスト)の作品を募集しています。

 募集テーマは「富士山と水」!「水」から想像を膨らませ、富士山への思いを映像で表現した作品を募集します。富士山や水が映像に入っていなくても大丈夫です。

 グランプリ賞金5万円!応募期間は、平成29年11月14日(火曜日)から平成30年1月31日(水曜日)まで。

 人類共通の宝「富士山」を、いつまでも大切に守っていく思いを一層広げていくため、全国からオリジナル映像作品のご応募をお待ちしています!

<FUJISAN FILM FES.2018公式サイト>
https://www.fujisan-film-fes.com/

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2017年11月17日

富士山の絶景撮影スポット [自然・体験・文化・歴史等]

みなさん こんにちは。

今回は、富士・東部林務環境事務所から富士山の絶景撮影スポットを4つご紹介致します。

先ず始めにご紹介するのは、鳴沢村字富士山にある全国育樹祭記念広場です。

ここは、平成2年10月14日に開催された第14回全国育樹祭の会場として整備され、育樹祭開催時には、皇太子殿下に御臨席いただき、式典や育樹作業などが行われました。また、平成14年度には、敬宮愛子内親王殿下の御誕生を記念して、東屋やベンチなどが造られております。

p5Y3rV_QRコード1.png

スポット位置QRコード

スマートフォンなどで読み取ることで、この場所の位置がわかります
https://www.google.co.jp/maps/place/35%C2%B026'30.8%22N+138%C2%B044'10.6%22E/@35.441889,138.736278,17z/data=!3m1!4b1!4m5!3m4!1s0x0:0x0!8m2!3d35.441889!4d138.736278

広場までのアクセスは、

①富士山有料道路(富士スバルライン)を富士山に向かって進んで行き、料金所の前にある信号機(胎内洞窟入口)を右折します。道なりに進み、左側に「創造の森」看板が見えたら、その手前の道を左折します。

p5Y3rV_信号機(胎内洞窟入口)右折.png

信号機(胎内洞窟入口)右折

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看板(創造の森)左折   

②左折後直進すると看板がありますので、看板を右折し到着です。

p5Y3rV_看板(全国育樹祭記念広場)右折.png

看板(全国育樹祭記念広場)右折

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看板(全国育樹祭記念広場)   

広場には駐車場も整備されていますので、車で来場できます。

広場の入り口には禁止事項等注意看板があります。皆さんが利用する広場ですのでグッドマナーをお願いします。

入口を背に広場を見た正面(北側)の景色がこちらです。天気が良ければ三ッ峠などが観られるかもしれません。

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そして、振り向くと裾野のカラマツ林とともに雄大な富士山が姿を現します。広場が標高約1200mに位置していますので、富士山が近く大迫力です。

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広場には、東屋、テーブル、ベンチ、多目的トイレも整備されており、ランチを食べながら、富士山を眺めて、ゆったりと広場で一日過ごす、そんな休日もおすすめです。

2つめは、青木が原樹海を紹介します。

青木が原樹海は富士山の裾野に広がる3000ヘクタールに及ぶ広大な原生林です。

その広さはまさに樹の海と呼ぶにふさわしいものです。

この樹海を気軽に散策できる場所を紹介します。

p5Y3rV_QRコード2.png

スポット位置QRコード

スマートフォンなどで読み取ることで、この場所の位置がわかります

https://www.google.co.jp/maps/place/35%C2%B028'44.8%22N+138%C2%B039'30.8%22E/@35.4791143,138.656362,17z/data=!3m1!4b1!4m5!3m4!1s0x0:0x0!8m2!3d35.47911!4d138.658556

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富岳風穴の駐車場の西側から東海自然歩道と呼ばれる歩道が整備されています。

ここから樹海の散策ができます。

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一歩踏み入れると樹齢300年を超える大きな木たちが出迎えてくれます。

歩道は、整備が行き届いておりとても歩きやすいです。

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溶岩を掴むように樹が立っています。

自然の力強さを感じます。

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コケに覆われた林内は荘厳な雰囲気につつまれています。

ジブリの世界に踏み込んだような気持ちになります。

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緑のトンネルになっています。

手つかずの自然は様々な景観を見せてくれます。

日常から解放されて森林の中で自然の偉大さを満喫することができます。

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20分ほど樹海を散策すると鳴沢氷穴に到着します。

鳴沢氷穴は、富岳風穴とならんで富士山麓の代表的な溶岩洞窟の一つです。

青木ヶ原樹海周辺にも富士山の絶景スポットがあります。

鳴沢氷穴から車で5分ほどの西湖湖畔にある「西湖野鳥の森公園」です。

ここにはヤマガラやメジロなど60種類以上の野鳥が観察できます。

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芝生広場からは雄大な富士山を眺めることができます。

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野鳥の森公園の周辺も青木ヶ原樹海を堪能できる歩道が整備されています。

こちらにも西湖コウモリ穴や竜宮洞穴などいくつか洞窟があります。

竜宮洞穴は野鳥の森公園から樹海を30分ほど散策すると到着します。

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この日は外国人のカップルが来ていました。

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洞穴の中には小さな祠があります。

2礼2拍手1礼をしてお参りをしていました。

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洞穴からの風景はこちらです。

3つめにご紹介するのは、高座山です。

高座山は、忍野村と富士吉田市の市村界にあります。比較的登りやすい山だと思われますが、急勾配な箇所もあり、それなりにハードです。勾配が急な斜面については、ロープが設置されていますので、手袋等装備していくと良いと思います。

p5Y3rV_QRコード3.png

スポット位置QRコード

スマートフォンなどで読み取ることで、この場所の位置がわかります

https://www.google.co.jp/maps/place/35%C2%B028'42.3%22N+138%C2%B051'24.1%22E/@35.4779889,138.8467269,15z/data=!4m5!3m4!1s0x0:0x0!8m2!3d35.478417!4d138.856694

道中にはアキノキリンソウやサラシナショウマなどの花が観られます。

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山頂までの道中で富士山の絶景スポットがあります。雄大な富士山が一望できます。

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ここが高座山の山頂(標高1304m)です。高座山の山頂には三角点があります。

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おまけのスポットとして、杓子山をご紹介致します。高座山から1時間ほど尾根を歩くと山梨百名山の1つである杓子山山頂(標高1597m)へ到着します。山頂にはテーブル、ベンチや鐘が整備され、ゆっくりと360°の景色を楽しめます。

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山頂からは富士山とその裾野に広がる樹海を一望できます。

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下山途中には、皮膚病に効果が高いと評判である不動湯の鉱泉がありますので、登山の疲れを癒やすため一風呂浴びていくのも良いかもしれません。

4つめは、河口の森を紹介します。

みなさん河口の森をご存じでしょうか。

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スポット位置QRコード

スマートフォンなどで読み取ることで、この場所の位置がわかります

https://www.google.co.jp/maps/place/35%C2%B033'23.6%22N+138%C2%B047'00.7%22E/@35.5565603,138.781334,17z/data=!3m1!4b1!4m5!3m4!1s0x0:0x0!8m2!3d35.556556!4d138.783528

天下茶屋と聞けば、ご存じの方も多いかもしれません。

河口湖北岸に広がる天下茶屋付近から黒岳までの森を、河口の森といいます

天下茶屋は、太宰治が二階の一室で数ヶ月過ごしたことで有名で、近くには記念碑が設置されています。

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そして、様々な素敵な富士山と河口湖を眺めることができます。

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天下茶屋前と太宰治記念碑前からの富士山です。

紅葉した森と富士山と河口湖を楽しめました。

この日は、雲ひとつない晴天で、沢山の人が訪れていました。

はやり有名スポットですね。

四季折々の富士山を楽しんでください。

これからの季節、雪が降ると、このような富士山が楽しめます。

雪道には十分気をつけて下さいね。

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2016.1.22撮影)

記念碑を奥に進むと急な階段があり、さらに登ると御坂山、黒岳へと続く歩道があります。

歩道は文学の小道と呼ばれているそうです。

河口の森へは、河口湖側から御坂トンネル入口の三ツ峠入口バス停からか、県道河口湖御坂線の天下茶屋バス停からアクセスできます。

時間のある時に自然と文学を堪能してみてはいかがでしょうか。

以上4箇所について、富士山を撮影しに訪れてみてはいかがでしょうか。

山梨県では、ご紹介しました4つのスポットを含む魅力的な森林のスポットを100箇所選定し、「やまなしの魅力ある森林スポット100選」として情報発信しております。ご興味のある方は、ぜひ下記リンクにアクセスしてみてください。

(山梨県/やまなしの魅力ある森林スポット100選)

http://www.pref.yamanashi.jp/kenyurin/shin100sen/shin100sen.html

 以上です。閲覧いただき、誠にありがとうございました。

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2017年11月17日

シオジの森 [自然・体験・文化・歴史等]

みなさんこんにちは。

富士・東部林務環境事務所の鈴木です。

今日は魅力ある森林スポット100選の中の一つ「シオジの森」を紹介します。                             

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スポット位置QRコード

スマートフォンなどで読み取ることで、この場所の位置がわかります

https://goo.gl/maps/sjtFGeKiTwt

「シオジの森」は大月市北部葛野川の源流部付近にあるシオジの巨木が群生する天然林です。樹齢はおおよそ150年を数え、学術参考林に指定されています。また、この付近は古くからの木材生産地であり、江戸時代後期には材木が遠く江戸まで出されていたとの記録が残っています。

今回は大月市七保町瀬戸地区の大峠からアプローチします。

大峠は大月駅から車で約40分。甲府方面に国道20号を進み、真木交差点から県道510号線を経て真木小金沢林道の最高地点、標高1,560m付近の場所にあります。

(真木小金沢林道は冬期閉鎖しますので、通行状況等については下記HPをご確認ください)

(山梨県営林道通行規制情報)http://www.pref.yamanashi.jp/rindoujyouhou/

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大峠は大月市が定める「秀麗富岳十二景」の一つに選定されており、この日も秋晴れの素晴らしい富士山を眺める事が出来ました。

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大峠から「シオジの森」に向けてなだらかな登山道を約1時間半歩きます。帰りも歩きですので、シオジの森で散策する時間も考えて、余裕のある行動計画を立ててください。

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シオジの森に到着しました。沢沿いにシオジの巨木が群生しています。写真中央に写っている人と大きさを比べてみてください。街中ではもちろん、山の中でもめったに見られない大きさに圧倒されます。

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「シオジの森」には周遊出来る登山道が整備されており、沢沿いのシオジの群生地から尾根沿いのカラマツ人工林まで、様々な森の姿を見ることが出来ます。

そんな「シオジの森」を、もっと楽しめる方法を教えちゃいます!

それは「シオジ森の学校」のイベントに参加することです。

「シオジの森」は山梨県が整備した森林文化の森としても選定されており、そこをフィールドとして様々な森林体験イベント等を開催しているのが「シオジ森の学校」です。

5月中旬頃より10月末頃まで「鳥のさえずりを聴こう」「夏の森を歩こう」「シオジの森虫探検隊」などの様々な講座が開催されています。

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シオジの苗木植栽体験

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シオジの人工林で除伐体験

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シオジの群生地をハイキング

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シオジの巨木と自然観察

興味のある方は下記の連絡先にお問い合わせください。

※平成29年度の講座は終了しました。平成30年度も様々な講座を開催する予定です。

○「シオジ森の学校」連絡先

401-0013

大月市大月2-12-29(誠実堂内) ℡0554-22-4389

○森林文化の森HP

http://www.pref.yamanashi.jp/kenyurin/70_012.html

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2017年11月15日

松姫峠 [自然・体験・文化・歴史等]

みなさんこんにちは。

富士・東部林務環境事務所の鈴木です。

今日は魅力ある森林スポット100選の中の一つ「松姫峠」を紹介します。

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スポット位置QRコード

スマートフォンなどで読み取ることで、この場所の位置がわかります

https://goo.gl/maps/3HTF7ydnd8Q2

松姫峠は旧国道139号線の大月市と小菅村の境にあります。峠の名前の由来はその昔、織田信長の軍勢に追われた武田信玄の娘、松姫が越えたことから名付けられたそうです。

平成26年に松姫トンネルが開通してからは峠への道は国道139号線から外れ林道と村道になりました。旧国道の大月市側林道は通行止めなので、小菅村側の村道松姫線からアプローチをします。

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紅葉のはじまった森の中のつづら折りのカーブを右に左に登り上げ、快晴の松姫峠に到着しました。

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松姫峠からは南側の眺望がすばらしく、この日は冠雪した富士山が白く輝いて見えています。

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天気が良いので、松姫峠から尾根上の登山道を西へ、大菩薩峠方面に向かって歩いて行きます。起伏があまりなく快適に歩けますので、ハイキングコースとしておすすめです。道の北側(小菅村側)は東京都の水源林が広がっています。

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途中でお昼を食べながら4時間ほどかけて榧ノ尾(カヤノオ)山までやってきました。あと2時間ほど歩けば大菩薩峠ですが、車が松姫峠に置いてあるためここで引き返します。

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歩いてきた道を引き返し松姫峠まで戻れたのは、山に美しい夕日が沈む頃でした。松姫峠からの尾根道は比較的歩きやすい道ですが、距離が長いので暗くならないうちに引き返すタイミングを見計らうのが肝心です。

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車で小菅村の集落方面に向かう頃には、あたりはすっかり闇の中。明るい光に吸い寄せられるように道の駅こすげにやってきました。地元産の野菜等を売っているのですが、閉店間近でほとんど売り切れでした。次回はもっと早い時間に来てリベンジします。

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しかし、遅い時間に来て良いこともありました。駐車場横のきれいなイルミネーションを楽しむことが出来たのです。

松姫峠や小菅村は、松姫トンネルの開通で非常にアクセスしやすくなりました。この魅力的な森林スポットにぜひおでかけください。

※「小菅村道松姫線」は通行規制がかかることもありますので、事前に小菅村のHP等で通行状況を調べてから訪れてください。

小菅村HP http://www.vill.kosuge.yamanashi.jp/

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2017年11月15日

大峠&雁ヶ腹摺山 [観光]

皆さんこんにちは。

富士・東部林務環境事務所の渡邊です。

今回は富士山の眺望を楽しめる森林スポット2箇所と周辺のおすすめスポットをご紹介します。

はじめに、大月市七保町瀬戸地区の「大峠」です。

大峠は大月駅から車で約40分。甲府方面に国道20号を進み、真木交差点から県道510号線を経て真木小金沢林道の最高地点、標高1,560mの場所にあります。

(真木小金沢林道は、冬期閉鎖しますので、閉鎖時期についてはご確認ください)

(県営真木小金沢線)http://www.pref.yamanashi.jp/rindoujyouhou/

訪れた日は林道の木々が色づき始めた頃で、紅葉を楽しみながらのドライブとなりました。

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林道のカーブを何度か経て登っていくと大峠に到着です。

峠には10台分ほどの駐車場がありますがすでに満車です。人気のスポットであることを実感しました。

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この日は長雨が続いた後の快晴で、色づいたカラマツなどの林の向こうに美しい富士山を眺めることができました。

登山者でなくても楽しむことができる絶景ポイントとしておすすめの場所です。

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スポット位置QRコード

スマートフォンなどで読み取ることで、この場所の位置がわかります

(大峠)https://goo.gl/maps/QGFPn3ELSAz

次にご紹介するのは、「雁ヶ腹摺山」です。

雁ヶ腹摺山は旧五百円札の裏に描かれている富士山の撮影地として知られている場所で、山梨百名山のひとつでもあります。

登山口は大峠の東側。ここから、約1時間の道のりで山頂を目指します。

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登山口からすぐの小さな沢を渡って、登山道を進みます。

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その後は、傾斜と平地の歩きを繰り返します。

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山頂手前には富士山のビューポイントがあり、大峠とは違う景色を楽しむことができます。

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ビューポイントからひと登りすると標高1,874mの雁ヶ腹摺山の山頂です。

山頂から南斜面には草原が広がり、富士山を真正面に素晴らしい景色を眺めることができました。

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h791Ky_雁ヶ腹摺山.png

スポット位置QRコード

スマートフォンなどで読み取ることで、この場所の位置がわかります

(雁ヶ腹摺山)https://goo.gl/maps/DXix7eBbffr

景色を眺めながら休憩した後、大峠まで登ってきた道を戻ります。

ゆっくりとしたペースで周囲を観察しながら下山する途中で、頭上に山ぶどうを見つけました。

雁ヶ腹摺山では、景色の他に自然観察も楽しむことができます。

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最後に、雁ヶ腹摺山から下山した後に立ち寄ったおすすめスポットをご紹介します。

大峠から車で約50分の場所にある都留市大原地区の「道の駅つる」です。

真木小金沢林道から国道20号を大月駅方面へ、大月橋東詰交差点を左折し国道139号線を都留方向に向かい、道の駅つる交差点が目印です。

道の駅つるでは、地元産の野菜や地域の名産品を販売しており、この日もたくさんの人で賑わっていました。

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さて、登山で汗を流した後選んだのはこちら。

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「炭香ファーム」の「炭ソフト」です。

都留市内の山林で間伐した木材を使った木炭粉末を練りこんでいるそうで、インパクトのある見た目ですが、滑らかな口当たりでとても美味しかったです。

今回は、紅葉の「大峠」と「雁ヶ腹摺山」をご紹介しましたが、新緑の季節もおすすめです。

ぜひ一度、絶景を求め訪れてみてはいかがでしょうか。

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2017年11月07日

紅葉スポット「深代ダム」 [自然・体験・文化・歴史等]

みなさんこんにちは。富士・東部林務環境事務所の堀内です。
段々と気温も下がってきて山間部では紅葉が楽しめるようになってきました。
今回は紅葉+αが楽しめるスポットとして大月市にある深城ダムをご紹介します。

深城ダムは大月市の北部の国道139号線沿いに位置しており、駐車場やトイレも整備されているため、ドライブがてら気軽に立ち寄りやすい場所です。松姫トンネルが開通したため、小菅村からのアクセスも非常によくなりました。本数は少ないですが、バスで訪れることもできます。

こちらが深城ダムです。(写真の撮影日H29.11.1)    
5G5fM9_PB010542.jpg
<深城ダムの場所>
https://www.google.co.jp/maps/place/35%C2%B042'31.1%22N+138%C2%B056'54.2%22E/@35.7086427,138.9483994,17z

こちらはダム湖「シオジの森ふかしろ湖」
だいぶ赤や黄色に色づいて賑やかになってきました。(写真の撮影日H29.11.1) 
5G5fM9_PB010582.jpg

紅葉を存分に楽しんだ後にはダムの見学もしてみましょう。
堤体上は日中自由に見学することができます。上から放水路を覗いてみると...
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虹が!小さくですが虹が写っているのがわかりますか?!近くで見るとゴゴゴゴーという轟音も相まって迫力満点です。

ところどころにダムに関するパネルが貼ってありました。
ちょっとお勉強を...ふむふむ...
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今回は時間の関係で堤体上からのみ見学しましたが、事前に見学予約するとダム管理事務所の職員がダムの説明や内部を案内してくれます。
通常見学は平日の9時から16時までですが、11月は土曜日に見学することが出来る日もあります。詳しくは深城ダムのHPでご確認ください。
<深城ダムHP>
http://www.pref.yamanashi.jp/damu-fk/youkoso_fukashirodam_new.html

さてもうひとつのお楽しみ、みなさん「ダムカード」はご存知でしょうか。
私もいただいてきました。こちらです!
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表面は深城ダムの雪景色の写真です。この時期も風情があっていいですね。裏にはダムに関するあれこれが紹介されていて、ダムを訪れると1人1枚もらえます。深城ダム管理事務所でいただいてきました。配布時間が決まっているようなのでご留意ください。
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山梨県内だとこのほか5か所のダムでもダムカードがもらえますので、ダム周辺の紅葉を楽しみつつ全種類ゲットするのもいいですね♪


ダム管理事務所からすこし離れた湖沿いに小金沢公園があります。
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こちらの紅葉も見頃を迎えています。


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公園内は段差がほとんどないので、車いすの方も気兼ねなくのんびりお散歩しながら紅葉が楽しめると思います。また、ベンチやちょっとして芝生スペースもあるので、紅葉を愛でながらのんびりランチを楽しんだり、キャッチボールをしてスポーツの秋も満喫してみたりもいかがでしょうか?


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公園内にはいくつか石碑があります。これはいったい...?
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そばにある記念碑によるとこれは「謝恩碑」だそうです。深城ダム周辺の山々はおよそ100年前に天皇からご下賜された山々、「恩賜林」の一部であり、ダム建設地内にあったこの謝恩碑は、山林の保護を担ってきた地域の方々の願いもあり建設後にこちらの公園に移されたそうです。
<恩賜林について>
http://www.pref.yamanashi.jp/sinkan-som/25107832296.html

先人たちにより育まれてきた豊かな山、その山々から供給される水は深城ダムに溜められ、生活用水や水力発電などに利用されているのかと思うとなんだか感慨深いものがあります。

紅葉を楽しみ、ダムの迫力に圧倒され...色々な楽しみ方ができる深城ダム、秋のお出かけ先に加えてみてはいかがでしょうか。
なお、山間部になりますので時期や時間帯によってはかなり冷え込む可能性があります。寒さ対策をしてお出かけください。

体が冷えてしまったら、あたたかい物が食べたくなりますね。
こんなランチはいかがでしょうか。
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深城ダムから少し離れますが、国道20号沿い、大月インターチェンジ近くにある食堂「ひろさと」のおつけだんご(大月市の郷土料理)です。たっぷりの季節の野菜と小麦粉を水で溶いたお団子が自家製白みそのおつゆにベストマッチ。ほっこりあたたまりますよ。

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2017年11月02日

11/3、ベーコン・フェスが甲府に来る! [やまなしブランド]

みなさん、こんにちは! やまなしものがたり編集長の家登です。

11月3日、山梨県の姉妹県州関係にあるアメリカ・アイオワからベーコン・フェスティバルがやってきます!

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山梨ベーコンフェスティバル2017.

山梨とアイオワの友好関係は、1959年に山梨を襲った台風・洪水災禍により被害を被った本県のために、アイオワ州から優秀な種豚35頭と飼料が山梨に贈られたときにまでさかのぼります。

その種豚は、交配を重ね、現在、やまなしのブランド豚「フジザクラポーク」となっています。

山梨とアイオワの交流については、ブログ「やまなしものがたり」アーカイブ(↓)でもお伝えしました!

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そのアイオワ州発祥の「ベーコン・フェスティバル」。

11月3日(金・祝)10:00-16:00に、JR甲府駅北口よっちゃばれ広場歴史公園山梨県庁前噴水広場で開催!

来場者には、900キログラムベーコン無料でふるまわれます!

バンドステージサイレントディスコのほか、コーンスローホースシューズなど、イベントやゲームも盛りだくさん!!

アメリカ中西部の雰囲気満点にお送りします!

ご家族そろって、ぜひおいでください!!

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山梨ベーコン・フェスティバル入場無料

〔開催日時〕 11月3日(金・祝)10:00-16:00

〔開催会場〕 JR甲府駅北口よっちゃばれ広場歴史公園&山梨県庁前噴水広場

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