皆さんこんにちは。
富士・東部林務環境事務所の渡邊です。
今回は富士山の眺望を楽しめる森林スポット2箇所と周辺のおすすめスポットをご紹介します。
はじめに、大月市七保町瀬戸地区の「大峠」です。
大峠は大月駅から車で約40分。甲府方面に国道20号を進み、真木交差点から県道510号線を経て真木小金沢林道の最高地点、標高1,560mの場所にあります。
(真木小金沢林道は、冬期閉鎖しますので、閉鎖時期についてはご確認ください)
(県営真木小金沢線)http://www.pref.yamanashi.jp/rindoujyouhou/
訪れた日は林道の木々が色づき始めた頃で、紅葉を楽しみながらのドライブとなりました。
林道のカーブを何度か経て登っていくと大峠に到着です。
峠には10台分ほどの駐車場がありますがすでに満車です。人気のスポットであることを実感しました。
この日は長雨が続いた後の快晴で、色づいたカラマツなどの林の向こうに美しい富士山を眺めることができました。
登山者でなくても楽しむことができる絶景ポイントとしておすすめの場所です。
スポット位置QRコード
スマートフォンなどで読み取ることで、この場所の位置がわかります
(大峠)https://goo.gl/maps/QGFPn3ELSAz
次にご紹介するのは、「雁ヶ腹摺山」です。
雁ヶ腹摺山は旧五百円札の裏に描かれている富士山の撮影地として知られている場所で、山梨百名山のひとつでもあります。
登山口は大峠の東側。ここから、約1時間の道のりで山頂を目指します。
登山口からすぐの小さな沢を渡って、登山道を進みます。
その後は、傾斜と平地の歩きを繰り返します。
山頂手前には富士山のビューポイントがあり、大峠とは違う景色を楽しむことができます。
ビューポイントからひと登りすると標高1,874mの雁ヶ腹摺山の山頂です。
山頂から南斜面には草原が広がり、富士山を真正面に素晴らしい景色を眺めることができました。
スポット位置QRコード
スマートフォンなどで読み取ることで、この場所の位置がわかります
(雁ヶ腹摺山)https://goo.gl/maps/DXix7eBbffr
景色を眺めながら休憩した後、大峠まで登ってきた道を戻ります。
ゆっくりとしたペースで周囲を観察しながら下山する途中で、頭上に山ぶどうを見つけました。
雁ヶ腹摺山では、景色の他に自然観察も楽しむことができます。
最後に、雁ヶ腹摺山から下山した後に立ち寄ったおすすめスポットをご紹介します。
大峠から車で約50分の場所にある都留市大原地区の「道の駅つる」です。
真木小金沢林道から国道20号を大月駅方面へ、大月橋東詰交差点を左折し国道139号線を都留方向に向かい、道の駅つる交差点が目印です。
道の駅つるでは、地元産の野菜や地域の名産品を販売しており、この日もたくさんの人で賑わっていました。
さて、登山で汗を流した後選んだのはこちら。
「炭香ファーム」の「炭ソフト」です。
都留市内の山林で間伐した木材を使った木炭粉末を練りこんでいるそうで、インパクトのある見た目ですが、滑らかな口当たりでとても美味しかったです。
今回は、紅葉の「大峠」と「雁ヶ腹摺山」をご紹介しましたが、新緑の季節もおすすめです。
ぜひ一度、絶景を求め訪れてみてはいかがでしょうか。