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山梨の県花はフジザクラ。ソメイヨシノに比べると、山間にあり低木で花も小さめですが野趣で楚々とした風情がより山梨らしさを表しているのかもしれません。初春のウメから始まる山梨の花模様は県内各地に次々と登場します。代表であるサクラも、古木・巨木で天然記念物の桜「神代桜」や、名刹を背景に樹齢・姿が神々しい桜「わに塚桜」、しだれ桜が優雅に舞う寺「久遠寺」、城跡の石垣に映える桜「舞鶴城公園」、富士山の眺望と並び映える桜「岩殿山」などなど、名刹揃いです。
山に囲まれ水に緑に恵まれた山梨に降り立ち、四方を見渡すだけで、すでに花模様は始まっています。そのサクラだけでも、種類や開花時期も異なり、地域により時期により存分に楽しむことが出来ます。孤高の桜・しだれ桜・川面や湖畔の水に似合う桜並木・ライトアップされた夜桜。春を満喫できる花たちの競演です。
さらに時を得て、ピンクの絨毯と称されるモモが開花し、家々の庭にも可憐で美しい花たちが咲きそろう山梨の風景は、まさに絶品の春といえます。さあお弁当を用意して、お花見にでかけましょう。晴天下の花見、ライトアップされた夜の花見、お酒で、ワインで、抹茶で…春を満喫する方法は限りなくありそうです。
山梨では4月になると桜がほころびはじめ、続いて競うように桃の花が咲きはじめます。
そして桜や桃の花だけではなく、すずらんやアヤメの群生地、ひまわりやコスモスなど春から秋にかけて楽しむことができます。
観光情報に登録されている花に関係する施設一覧をエリアごと紹介します。
エリア名をクリックするとその一覧が表示されます。