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石空川渓谷と北精進ヶ滝

南アルプスの鳳凰三山の一つの地蔵ヶ岳に源を発する石空川(いしうとろかわ)渓谷。渓谷沿いには遊歩道が整備され、自然を楽しみながら散策できます。

日本の滝百選に選ばれている北精進ヶ滝が見られる滝見台までは、片道40分程度。

間近で見ることができる一の滝や二の滝までは、駐車場から10分程度で行くことができます。

綺麗な川沿いを散策できる涼感スポットとしては、とってもおすすめです。
そんな石空川渓谷を、今回は武田菱丸君がご案内してくれます。

菱丸 【一の滝】

富士の国やまなし観光キャラバン隊長「武田菱丸」:

山梨を大好きな甲斐犬の男の子。山梨の魅力を全国に広めるため、日々PRに励んでいます。

 

精進ヶ滝橋

 遊歩道のスタートは、「精進ヶ滝橋」いう吊り橋から。石空川渓谷が広く見渡せて、高度感もあってあたりを眺めるだけでも気持ちがいいですよ。

橋2【吊り橋の上は気持ちいいマル♪】

「一の滝」までは森の中を歩いて向かいます。

遊歩道が整備されていて、ハイキングにもぴったりの道です。

路【マルの大きい足でも歩いて行けるマル~♪】

道中には、フォッサマグナの西縁を境する糸魚川静岡構造線の大断層が見られるが見られます。

大陸プレート同士がぶつかることによって、急激に持ち上げられてできた南アルプス山脈の成因に大きく関わります。

構造線の一部が見られる場所は貴重です、一度立ち寄ってみて下さい

 

フォッサマグナ【フォッサマグナ。地球のエネルギーを感じるマル!】

 

一の滝、二の滝、三の滝

 10分程度歩くと、「一の滝・二の滝・三の滝」の3段階の滝が現れます。

「一の滝」の上には、川を渡る橋が架かっており、目の前で滝を見渡すことが来ます。

1の滝【一の滝に到着マル!】

橋の上からは「二の滝」を眺めることが来ます。滝の水しぶきからのマイナスイオンがたっぷりで、とっても涼しいです!

 2の滝【階段の上から二の滝を見下ろします】

階段

【三の滝までは急な階段を上ります。下りは特に気を付けて】

「三の滝」には吊り橋がかかっていて、少しゆらゆら揺れてスリルもあります。

橋の上から見える滝壺は、エメラルドグリーンでとってもきれいです。

3の滝【三の滝マル!水が綺麗マル~】

 

北精進ヶ滝

「三の滝」から上流は、道が険しくなります。岩場が連続するので、トレッキングシューズなどの丈夫な靴がおススメです。

向かう途中にも小さな滝があり、いくつか見ることができます。川沿いを歩くので、涼しげで気持ちいトレッキングです。

 途中の滝 川沿い

 

最終地点の北精進ヶ滝。滝の見える滝見台には、ベンチが置いてありますので、

ゆっくり滝を眺めながら休憩するのも良いですね。

"石空川は、鳳凰三山地蔵岳に源を発する大武川水系最大の支流です。
奥に見える「精進ヶ滝」は、標高1400m付近に位置する南アルプス有数の巨瀑で、東日本では最大級の落差121mを誇っています。その昔、神仏に祈願するため、この滝を浴び身を清めたことが名の由来です。また小武川の支流ドンドコ沢にある南精進ヶ滝に対して「北精進ヶ滝」とも呼ばれています。
一方、手前に見える滝は「九段の滝」で、その形状からこの名がつけられました。
※平成2年4月、日本の滝百選に剪定"  
(現地案内看板より引用)

終点2 終点

 

今回ご紹介した石空川渓谷はいかがでしたでしょうか。標高が1000m以上の渓谷沿いの遊歩道なので、涼しくて暑い夏の時期の散策にもぴったりです。

秋には、遊歩道沿いの木々が紅葉するので、滝と紅葉を楽しむのも魅力です。

菱丸君が行ったのは「三の滝」まで、そこから上はトレッキングシューズなどが必要なので、スタッフが行きました。

途中、下にありような看板がありますので、散策する際の参考にしてください。

地図1 地図2


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