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令和2年8月25日一般社団法人山梨県バス協会は実際の観光バスを使って感染症対策を実演してくれました。
バスの運行会社が行っている徹底した感染症予防対策の様子をお伝えします。
▲社内の換気システムの様子
▲ミラーの横にある排気口(バスの前後ろあわせて4か所)
エキゾースターという換気システムは、貸切バスや高速バスでは標準的に装備されており、3分から5分の喚起を行うことで車内の空気が全て入れ替わることが出来るとのこと。
実際の実演では車内で焚かれたスモークが5分程で完全に視界がクリアになる位。新型コロナ対策として求められている換気対策としては十分足りているとのこと。
▲パーテーションイメージ①
▲パーテーションイメージ②
乗客がマスクをすることについては勿論ですが、バス側の対策として前後の席が飛散防止のパーテーションによりしっかりと仕切られています。
この一枚のパーテーションがあることで乗客による飛散の防止の安心感があります。
▲手指の消毒
▲靴裏の消毒(観光バス会社による)
乗車前の手指の消毒の徹底と、観光バス会社によっては靴裏まで消毒を行う事業者もあります。
▲プラズマクラスターでの空気清浄
▲路線バス内消毒液噴霧器
▲オゾン発生装置での除菌
▲消毒液噴霧器
路線バスも観光バスも目的地への到着後やバスの運行終了後等のお客様がいないときにオゾンや、次亜塩素酸を噴霧器等を使用し車両全体を除菌し感染の可能性を下げる工夫をしています。
乗車前も乗車中も、乗車後も徹底された感染症対策がされています。
新型コロナウイルスの影響で、どの業界も経済的な影響を受けておりますが、特に観光バス業界も4月5月6月の経営状況が昨年の約5%にとどまる等その影響は大きく、未曽有の存亡の危機に直面していると言います。
貸切バスには余暇のリフレッシュに浸かって頂くだけでなく、オリンピック・パラリンピック等のスポーツでの移動手段や、県や市町村が開く大型イベントの輸送手段としても重要な役割を担っています。
安心に取り組んでいる観光バスを利用してみるのもいかがでしょうか?
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