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国立公園とは?

日本を代表するすぐれた自然の風景地を保護するために開発等の人為を制限するとともに、風景の観賞などの自然と親しむ利用がしやすいように、必要な情報の提供や利用施設を整備しているところです。
自然公園法という法律に基づいて国(環境省)の指定を受け、管理されています。
日本の国立公園の特徴として、狭い国土に大勢の人が住み、昔から土地を多目的に管理・利用してきた日本では、アメリカやオーストラリアなどのように国立公園の土地すべてを公園専用とすることはできません。そのため、日本の国立公園は、土地所有に関わらず公園を指定できる地域制自然公園制度を採用していて、多くの私有地が含まれています。
国立公園内に住んでいる人も多く、農林業などの産業も行われていることから、国立公園の管理は、人々のくらしや産業などとの調整をしながら進められています。
このサイトで紹介する地域は、富士箱根伊豆国立公園(1936年2月1日に指定)に位置し、 山梨県、神奈川県、静岡県、東京都の1都3県にまたがり121,695 haもの広大な敷地を有しています。
富士箱根伊豆国立公園の中でも、この地域は日本最高峰である富士山を含む地域であり、国内でも有数の観光スポットです。登山のほか、キャンプや釣りなどさまざまなレジャーを楽しむことができます。
日本の最高峰(3,776m)として名高い富士山は、登山シーズンである7~8月だけで毎年約30万人もの人が山頂まで登ります。 現在山梨県側、静岡県側合わせて4つの登山道が整備されており、それぞれ特色を持ったコースとなっております。 また富士五湖地域では舟遊、避暑、ドライブ、キャンプ等多彩な利用がなされており、一年を通して多数の観光客を受け入れております。

富士山遠景