「道の駅とよとみ」にいつも新鮮なスイートコーンを届けている生産者の塚田敏さん。地元出身で、もう40年以上、スイートコーン栽培に携わっています。トウモロコシは収穫したての糖度が一番高いため、毎日日の出と共に作業が始まり、朝一番に収穫したものを配送。午前中にはなくなってしまうことも多いとか。「畑でおやつ代わりに、生のコーンをかじることもありますよ。毎年6月上旬にはスイートコーン収穫祭が行われ、周辺の道路が渋滞する程の人気ぶり。この頃は特に甘くておいしいですね」と塚田さん。この地域では下水から堆肥を作り、田畑に利用する循環型農業を実践しています。塚田さんは養豚業を営む知人からの堆肥も使い、土壌作りにこだわっています。
生産者の塚田敏さんと、「パウリスタ」の古屋紘一さん
道の駅とよとみ内にある「パウリスタ」では、ソフトクリームが大人気。新鮮な地元の特産物を旬の時期に使い、季節限定のソフトクリームを作っています。開発者は、常連の若者達に「博士」とも呼ばれる、代表の古屋紘一さん。かつては銀行マンだったり、ブラジルでコーヒー栽培をしていたり、様々な職種を経験したユニークな経歴の持ち主です。ソフトクリーム博士歴は15年。「全くの素人で始めましたが、食べることは大好き。季節に応じて今までに22種類くらい作っています。この地域の特産物をおいしいと言って、お客さんが幸せそうな顔をしてくれるのが嬉しい。少しでも地元に貢献できればと思っています。」
この地域で主に作られているのは「ゴールドラッシュ」という品種。大ぶりな穂にぎっしりと実が詰まり、食感は柔らかく、糖度が高いことが特徴です。日照時間が長く、夏は暑く冬は寒い盆地特有の気候が、トウモロコシの糖度を高めてくれるのでは、と塚田さんは言います。また、この地域は笛吹川上流から灌漑(かんがい)用水の配管が整備されており、山の湧き水で育てていることも、おいしさの一つ。「甘み、舌触り、香りなどが他と比べても優れていると思います。採れたてを使うので、実はソフトクリームも毎日微妙に味が違うんですよ。そんなことも楽しんでもらえたら」と古屋さん。
その日の朝に収穫したばかりのスイートコーンを
ピューレにし、新鮮な素材で作っています。
1つのソフトクリームに、スイートコーン3分の1本くらい
入っているとか。添加物は加えず、全く自然の色。
ベースはここの名物でもあるシルクパウダー配合の
シルクソフトです。ポタージュのように
コーンのコクと旨みがたっぷりのソフトクリームです。
のどかな畑を眺めながら、ゆっくりと休憩ができるレストランです。ボリューム満点のメニューが豊富で、食材は中央市産の農産物を使用し、山梨の味が楽しめます。
ソーセージやハム等の素材は、豊富地区の畜産農家が丹精込めて育てた豚等にこだわり、伝統の技による本物の味と、手作りによるこだわりの味わいを販売しています。
近隣の農家が丹精を込めてつくった、産地直送の採りたて野菜や季節で変わる旬の食材をはじめ、シルク工芸などの特産品、地元企業製品が勢揃い!手軽にお求めになれます。
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