ここから本文です。
神社やお寺の境内は神聖な領域で、観光施設ではありません。マナーを守ってお参りしましょう。参拝の方法は、神社やお寺によって違う場合があります。
1. 神社に入る時は、鳥居の前で一礼してから入ります。
2. お参りの前に、手水舎(ちょうずや)で手と口をすすぎ、心身を清めます。
3. 拝殿に着いたら二拝二拍手一拝で参拝します。
手水舎の作法
何度も水を汲み直さず、一度に済ますのがよいでしょう。
二拝二拍手一拝の作法
鈴は身の穢けがれを祓はらい清め、神様の発動を願うものなので、忘れずに鳴らしましょう。鈴を鳴らすのとお賽銭を納める手順は、どちらが先でもかまいません。
1. お寺に入る時は、山門の前で一礼し、手水舎で手と口をすすいで身を清めます(神社と同様)。
2. 本堂に入ったらお賽銭を納め鰐口(わにぐち)を鳴らし、一礼をした後で胸の前で合掌しながら祈願をし、終わったら再度一礼をします。手を合わせることは、仏様と一体になることを意味しています。神社のように柏手は打ちません。
御朱印はお参りをした証しです。記念スタンプのようなものではありません。お寺や神社により金額が異なりますが、御朱印代が必要です。また、不在時や多忙時は避け、事前に連絡をしてから訪れましょう。
ほとんどのお寺や神社では以下のことは禁止されています。
●喫煙 ●飲酒 ●大声で騒ぐ
静かに参拝し、悠久の時間を感じましょう。
●撮影禁止の場所での写真撮影
注意書きをよく見て、撮影禁止の場所では写真を撮らないようにしましょう。ストロボ撮影が禁止の場所もあります。また、自撮り棒を振り回すと危険ですので、やめましょう。
●建物の中に勝手に入る
見学可能な建物以外は、原則として許可なく入れません。
●遺跡や展示物にさわる
1000年以上の歴史を持つ建物や宝物がたくさんあります。むやみに触って壊したりしないようにしましょう。
●予約を守らない
参拝などの予約を入れたら、必ず時間を守って訪れましょう。