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更新日:2020年9月14日

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風土が香る感動の味わい。「日本蜜蜂」のハチミツを、健康の新習慣に

山梨県山梨市で生産される「日本蜜蜂のハチミツ」は、飼育が難しいとされる「日本蜜蜂」を女性養蜂家・玉川博生(ひろみ)さんが丹精こめて世話をし作りあげる希少なハチミツ。濃厚で滋味深く、“山梨の風土”が生きたフルーティーな味わいが特徴です。リピーターも多く、毎年夏には品薄状態に…。秋の採蜜シーズンを前に、生産のこだわりをお届けします。

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体質改善を願い出会った「日本蜜蜂」のハチミツ

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「日本蜜蜂」は、古くから日本に生息している野生のミツバチ。野生種であるため人に管理されるのを嫌い、飼育がとても難しいとされています。現代養蜂の中心である「西洋蜜蜂」と比べると集蜜量は1/5以下。“幻の蜂蜜”と言われるほど、希少価値が高いものです。

 

山梨市で日本蜜蜂を専門に飼育・採蜜を続ける養蜂家・玉川博生さんが日本蜜蜂の蜂蜜に出会ったのはおよそ9年前。その栄養価の高さを知った玉川さんのご主人が、体調を崩しがちだった玉川さんのために手に入れてくれたことが出会いでした。

 

勧められるまま「毎晩眠る前にティースプーン一杯の日本蜂蜜のハチミツ」を続けたところ、玉川さんは体調がどんどん良くなったそう。そんな自身の体験をきっかけに、自ら養蜂をはじめます。

 

採蜜は1年に1度。非加熱処理のこだわり

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 「ハチミツは、古くから“薬”として活用されてきた歴史があるんですよ」と玉川さん。事実、ハチミツはビタミンやミネラル、酵素、アミノ酸など多くの栄養素を含む食品です。しかし、これらの栄養素は加熱するとその多くが失われてしまいます。

 

ハチミツは大量生産を求めると、完熟していない水分量の多いハチミツの糖度を上げたるため、また結晶したハチミツの見た目を良くするためにも、加熱処理をするそうです。これではハチミツ本来の栄養が期待できなくなります。年に一度(秋)の採蜜にこだわるのは、日本蜜蜂が冬越しのために蓄え熟成させた糖度の高いハチミツが採れるからです。糖度の高いハチミツは酵母の働きも穏やかで、発酵も抑えられます。

 

特有の香りと風味を醸し出す、玉川さんの飼育方法

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知人から分けてもらった1箱の木箱から養蜂を始めた玉川さん。長い年月をかけて分蜂し、現在は山梨市を中心に畑や山中で数箱の日本蜜蜂を飼育しています。

玉川さんのハチミツは、採蜜法、そして巣箱の中の巣のかたちも広く知られる西洋蜜蜂の養蜂とは驚くほど違うもの。

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玉川さんの日本蜜蜂は巣箱の天井から垂直に何層もの巣を形成。それを落下しないように独自の方法で支えます。採蜜は「ミツ蓋」といわれる表面の蝋を削りゆっくりと自然に…。なるべく自然なままで、引かない、足さない。フレッシュな蜂蜜が出来上がる理由が飼育法からも伺えます。

一つとして同じ味がないから、何度でも食べたくなる

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年に一度秋に採取される、玉川さんのハチミツ。その蜜は桃畑やぶどう畑、そのほか様々な花から1年かけて日本蜜蜂が集めてきたハチミツです。

 

「桃畑に設置した巣箱のハチミツはどこか桃のようなフルーティーな味わいになったり、同じ果樹の花でもぶどう畑の巣箱のハチミツは特有のコクがでたり、山の中に設置した巣箱のハチミツもそれぞれ色も香りも味わいも異なります。それが、『あじわい百花蜜』の名の由来。同じものは一つもありません」

 

栄養満点。重厚な甘みの中に、ほんのり酸味を感じさせるフレッシュで高貴な味わい…。 “本来”のハチミツの感動がここに。

 

健康のための日々の新習慣としてもおすすめです。

 

■今回ご紹介した施設情報
 ・施設名:あじわい百花蜜(あじわいひゃっかみつ)(外部リンク)
 ・代表者:玉川 博生
 ・施設住所:405-0011 山梨県山梨市三ケ所1295-1
 ・電話番号:090-6940-4294

◎この記事を書いた人
  小栗 詩織(おぐりしおり)
  コピーライター/2015年10月よりフリーランスとして活動。県内外の企業の広告企画・SNS運用・コピーライティングに携わる

 

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