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更新日:2023年6月7日
フルーツ王国山梨の代表フルーツのひとつ、さくらんぼは6月が最盛期。今回は旬のさくらんぼを使った、さっぱりと涼しげなレシピを2品ご紹介。華やかで手軽にお子さんと一緒に楽しく作れるレシピです。ぜひ参考にしてみてください。
「ブルスケッタ」は、イタリア料理の軽食のひとつ。スライスしたパンをオーブンで焼き、その上にお好みの食材を乗せるだけのシンプルな工程でありながら、おしゃれで可愛い見た目と豊富なアレンジを楽しめると、前菜やおつまみとして大人気。ここでは山梨県産のさくらんぼとカマンベールチーズを使った、芳醇な甘味と塩気のバランスが絶妙なブルスケッタのレシピをご紹介します。
【材料と道具】
まず、さくらんぼの種を取るために使うストローを準備。先端をハサミで斜めにカットしておきます。
水洗いをし、柄(え)を取ったさくらんぼの中心部分にストローを差し込み、種に到達したところで、2周ほどグルグルと回します。種を周囲の果肉から剥がし、そのままストローの先端で、すくい上げるようにして種を取り出します。
種を取った果肉を縦半分にカットしていきます。
耐熱皿にカットしたさくらんぼとグラニュー糖を入れて軽く混ぜ、ラップをしてレンジで加熱します(600Wで30秒目安)。
画像のように少し水分が出るくらいになると、パンに乗せた時に食感や風味がなじみやすくなり◎
カットしたカマンベールチーズをスライスしたパンに塗ります。
その上に下準備したさくらんぼをのせ、加熱して出たさくらんぼの風味豊かなシロップを均等にかけていきます。
さくらんぼの風味を楽しむためにチーズは少なめに。お子様の場合、クリームチー ズを使っても食べやすいです。
盛り付けができたらパンに少し焦げ目がつく程度にトースターで焼いていきます。
焼き上がったブルスケッタとさくらんぼをオシャレに盛り付け、仕上げにミントを飾り付けたら完成。
そのままおやつや軽食としても楽しめますし、最後に黒こしょうを振りワインなどお酒のおつまみとして召し上がるのもオススメです。
暑さが厳しくなり始めたこの時期に、さくらんぼの自然な甘味とさっぱりとしたフローズンソーダはいかがでしょうか。シャリッとしたさくらんぼのシャーベットをスプーンですくって食べても、また溶け出して濃厚な風味となったソーダを飲んでも美味しい!涼しげで爽やかな、さくらんぼのフローズンソーダのレシピをご紹介します。
【材料】
上記でご紹介した「さくらんぼのブルスケッタ」と同様の手順でさくらんぼの種を取り、半分よりもより細かく果肉をカットしていきます。
製氷皿にカットしたさくらんぼを入れます。
カルピスと水(1: 4)を混ぜたものを注ぎ、冷凍庫で凍らせます。
途中で冷凍庫から取り出しザクザクと塊を崩しながら凍らせていくと、シャーベットの食感をより楽しめる仕上がりになります。
しっかりと冷凍庫で凍らせたさくらんぼのシャーベットをグラスに飾り付けていきます。
中央がこんもり高くなるように飾るときれいです。
さくらんぼのシャーベットを飾り付けたグラスに炭酸水を注いでいきます。
このとき炭酸水は満杯までは入れずに、シャーベットが炭酸水の表面から出ている状態にするときれいに仕上がります。
仕上げに別添えのさくらんぼと爽やかなミントを飾り付けたら完成!
シャリシャリとしたさくらんぼのシャーベットを楽しみつつ、溶け出して徐々に味わいが濃厚になっていくソーダを味わってみてください。
フルーツカッティングスペシャリスト
村上しずか さん
JEWEL FRUITS(ジュエルフルーツ)ファウンダー
【プロフィール】
フルーツをより美味しく楽しく食べる事を目的としたフルーツカットの第一人者。
新宿調理師専門学校を卒業後、和食の調理師としてホテルで働き、懐石料理の野菜の飾り切り〈 剥きもの 〉を習得。ただ食べる為に切るのではなく、ひと手間加えて美しくカットする事で、更に美味しく味わえる事に感銘を受け、各国のカッティング技術を学ぶ。それらに自身のアイディアを融合し、フルーツの付加価値が上がるカッティング法や飾り付けを考案。
2020年より、産地に根付いて長期的に取り組みたいとの考えから山梨県に拠点を移し、観光に活かして活動中。
仕事内容・仕事履歴・フルーツカット画像は以下URLから!
今年も山梨のフルーツを楽しむ、フルーツキャンペーンの季節がやってきました!
第1弾はさくらんぼ。山梨のさくらんぼを食べてクイズに回答すると、抽選で山梨県産の桃をプレゼント!キャンペーンの詳細は、下記リンクをご覧ください。
【開催期間:2023年5月29日~6月25日】