ここから本文です。
更新日:2019年12月6日
日本ワインの発祥地である山梨には約80のワイナリーがあり、ワインのスタイルや味わいも多彩です。せっかくなら山梨まで足を伸ばし、ワイナリー直営のレストランでその味を楽しんでみませんか。山梨の気候風土が培ってきたワインは、山梨の自然に育まれた食材との相性も抜群。クリスマスや誕生日など特別なシーンのディナーにもおすすめの素敵なワイナリーレストランをエリアごとに紹介します。
勝沼醸造直営 レストランテ「風」
1937年創業のワイナリー、勝沼醸造。山梨を代表するブドウ品種「甲州」に特化し、その味は海外でも高く評価されています。醸造所から歩いて約5分の丘の上にあるレストランテ「風」は、長崎の大浦天主堂をイメージした教会風の建物。天井が高く、テーブル間隔も広いので、ゆっくり食事ができ、ディナータイムにはきれいな夜景も楽しめます。約30社のワインがそろっており、旬の素材を生かしたシンプルな欧風料理とのペアリングも思いのまま。完全予約制でお子さまは小学生以上から。
2019年12月21日(土曜日)~25日(水曜日)の期間はクリスマスの特別ディナー(12,500円税別)を提供。フォアグラやアワビ、オマール海老にキャビアなどスペシャルな食材を使ったフルコースで、メインの肉料理は「特選黒毛和牛のローストビーフ」。クリスマスディナーご予約のお客様を対象に、ワインまたはブドウジュースが当たるくじ引きも実施予定です。
シャトー勝沼 レストラン「鳥居平」
1877年より本場フランス仕込みのワイン作りを続けてきたシャトー勝沼。予約不要の工場見学(約15分)も人気です。併設レストラン「鳥居平(とりいびら)」では、山梨食材を多用した“地産地消”のフランス料理をワインと共に楽しめます。ちなみに店名の鳥居平とは勝沼の中でも高品質なブドウの特産地で、もちろんシャトー勝沼でも鳥居平のブドウを使ったワインを作っています。
2019年12月20日(金曜日)~25日(水曜日)は、クリスマス特別ディナー(8,800円税込 ※要予約)を提供。料理に合うペアリングワイン(3種)やペアリングジュース(3種)とあわせて楽しむこともできます。
ルミエールワイナリー「Zelkova(ゼルコバ)」
1885年創業の老舗ワイナリー、ルミエール。自然の力を活かしたブドウ栽培と、食事に寄り添うやさしい味わいのワイン造りにこだわっています。併設のワイナリーレストラン「Zelkova(ゼルコバ)」は、甲斐サーモンや特製ワインベーコンなど、厳選した山梨ならではの食材を生かした「ヤマナシ・フレンチ」が楽しめます。
2019年12月21日(土曜日)~24日(火曜日)はクリスマス特別ディナー(8,200円 税別 ※要予約)を提供。県産牛を使ったメインをはじめ、おすすめワインとのペアリングを楽しみながら、贅沢な時間が過ごせます。
Related facility
施設情報 |
サドヤレストラン「レアル・ドール」
JR甲府駅から徒歩5分の好立地にあるワイナリー、サドヤ。約2000坪の敷地には、結婚式ができるチャペルやバンケットホールもあり、南仏プロバンス風のロマンチックな雰囲気。レストラン「レアル・ドール」では、本格的なフランス料理を楽しめます。食との結びつきを第一に考えたサドヤワインは香味のバランスがよくやさしく上品な味わいで、料理にもよくマッチします。
Related facility
施設情報 |
日本で初めて牛肉のステーキを“ビフテキ”として目方売りしたレストラン「ボルドー」は、看板メニューである純国産牛肉のビフテキを中心にしたコースとワインのペアリングを楽しめます。
レストランの敷地内には、日本での栽培が難しいとされていたブドウ品種、ピノ・ノワールをメインに栽培する2000年設立の小さなワイナリー、甲府ワインポート ドメーヌQがあります。ピノ・ノワールといえば、あの「ロマネ・コンティ」の原料にもなるブドウです。
2019年12月24日(火曜日)の1日限定で、クリスマスディナーを提供。名物のビフテキを含むフルコースをワインとともに楽しめます(要予約)。
かつては“葡萄酒”と呼ばれていたり、湯飲みで飲まれていたり、カジュアルにも飲める山梨のワイン。寒い時期にはヨーロッパでポピュラーな飲み方「ホットワイン」もおすすめです。お気に入りの赤ワインに、クローブやシナモン、オレンジやレモンのスライス、はちみつなどを加えて弱火で温めればできあがり。ホットワイン用のミックススパイスを使えば、より簡単に作れます。