都市在住者向け!「ふるさと山梨」　　体験・交流ツアー6選!

江戸時代に「富士講」が嘗て歩いた巡礼路を、都市在住者に同じように辿ってもらい、世界遺産の価値の理解を促進するとともに、富士山文化の継承についても関心を寄せてもらう機会を提供します。

また、富士山とその周辺環境の保全を推進するため、地域NPO法人の活動や見学等を通して、日本人の自然観や日本文化に大きな影響を与えてきた世界遺産「富士山」後世に継承していきます。

山梨市三富地域の名瀑「一之釜」は、近年SNS等により広く知られインスタ映えの名所としてこの地域を訪れる観光客が増えてきています。しかし、一方で訪問者の対応や駐車場整備などの地域課題も浮き彫りになってきています。

このコースでは地域住民とともに「一之釜」周辺整備活動への参加を通して、地域課題の共有や地域づくり活動への関心を高めてもらうきっかけを提供します。また、地域住民と地域の現状・課題について話し合う場や、ほうとうづくり体験、鳥獣害の現状視察などの交流により、地域の再活性化につなげます。

上野原市は山梨県の最東端に位置し、首都圏から1時間圏内と、アクセスの良く恵まれた立地環境にあります。
上野原市の棡原地域では、スーパーフード「キヌア」の特産化に取り組んでおり、上野原市でもキヌア専用の加工施設を整備するなどの支援を行っています。

このツアーでは、上野原市が特産化を進めているキヌアに係る商品開発の事業説明や農業体験、また地域の方との交流会を通してキヌア栽培への関心を深めていただき、上野原地域の農業の再生を目指します。

また、都心から近い上野原市の優位性を活かし、農業以外にもふるさと祭りや獅子舞の伝統芸能など地域住民と交流できる機会を通じて参加者の皆さんと地域がつながるきっかけを提供します。

甲州市内の上条集落の山並みを背景に民家が寄り添う風景は、江戸時代中期から昭和にかけて建てられた民家や蚕室がまとまって保存され、周囲の自然環境と一体となり、日本の懐かしい山村の姿をとどめています。

このコースでは、上条集落で毎年行っている「上条集落ダイコン収穫祭」への参加とともに伝統的な上条集落の見学、またこの貴重な原風景を守り、育てるために活動している住民団体との交流を通じ、地域と参加者の皆さんがつながり、集落の美しい風景や集落を守り残していくため様々な事業活動に取り組むことで、人が集まる活力のある集落の活性化につなげます。

市川三郷町内の三珠地区の特産品は、肥沃な大地で収穫される長さ1メートル以上もある「大塚にんじん」です。数千年前の八ヶ岳噴火により火山灰が堆積した 「のっぷい」と地元で呼ばれる土壌で、通常より長く、味や香り、栄養価が高いニンジンが育成されています。

このツアーでは、大塚地区のメインイベントである「のっぷい大塚にんじん収穫祭」に参加いただき、人参をはじめとする大塚ゴボウ、自然薯などの「NOPPUI（のっぷい）ブランド」への関心を深めていただきます。また、地元農家や地域活動団体等との交流会で、新たな特産品の販路拡大や地域課題など意見交換の場を提供します。

丹波山村には、脈々と続く伝統的な祭りが存在しており、毎年1月7日に村内3か所で開催される、門松をはらう松送りの催事「お松引き」もその一つです。1月14日には一年の無病息災を祈って焼かれる道祖神に積んだ松を「修羅」と呼ばれる木ぞりに飾り付けし、住民により引く催事が行われます。

このコースでは、村の伝統文化である「お松引き」に参加し、「人と人を結ぶ絆を」大切にしている村人と力を合わせて松を引き、農村ならではの住民同士のふれあいや共助を体感してもらいます。また、地域住民やボランティアの方々との交流を通して、丹波山村に関心を持ってもらう機会を提供します。