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更新日:2022年8月5日
長い栽培の歴史を持ち、現在生産量日本一の山梨のぶどう。
水はけの良い扇状地や長い日照時間、昼夜の寒暖差などの環境条件が整う山梨県は、まさにぶどうにとって最適の生育地。そして山梨県は、いち早く“ジベレリン処理”という種無しぶどうの栽培技術を開発したパイオニアでもあります。
今回は数あるぶどうの品種の中でも、特に山梨が誇る人気品種5品種をご紹介。
保存方法やユニークな皮の剥き方など、ぶどうにまつわる豆知識情報とあわせてお届けします!
山梨が誇るイチオシのぶどう5品種をピックアップ。旬に合わせて様々なぶどうをご堪能ください!
【画像出典】山梨県果樹試験場
◆デラウェア(赤系)
旬:5月下旬~(施設栽培)、7月下旬~(露地栽培)
大きさ:一粒あたり約1.8g
特徴:アメリカ原産の小粒品種。子供やお年寄りも食べやすく、比較的安価で購入できることから、幅広い世代で人気。糖度が約20度以上と高く、酸味は控えめ。
◆巨峰(黒系)
旬:8月中旬~
大きさ:一粒あたり13g前後
特徴:日本で生まれた大粒の黒系品種。プルンとした食感の果実は香り高く、濃厚な甘みがあり、食べごたえ満点。その味わいは『ぶどうの王様』と称されるほど。
◆シャインマスカット(青系)
旬:8月下旬~
大きさ:一粒あたり15g前後
特徴:日本で生まれたマスカット品種。大粒の果実は皮ごと食べられ、爽やかなマスカットの香りとサラリと口に広がる甘みが魅力。幅広い年代から非常に人気が高く、百貨店やスーパーをはじめインターネット通販やふるさと納税の返礼品など多く流通している。
◆ピオーネ(黒系)
旬:8月中旬~
大きさ:一粒あたり18g前後
特徴:巨峰とマスカット種の交配によって作られた、日本で生まれた大粒の黒系品種。巨峰に比べて大玉で爽やかな香りと、巨峰のような濃厚な甘みをあわせ持つ。◆クイーンニーナ(赤系)
旬:8月中旬~
大きさ:一粒あたり18g前後
特徴:日本で生まれた赤系品種。果実は甘みをダイレクトに感じる味わいで、マスカットのようなプリっとした歯ごたえ。ルビーのような華やかな見た目と相まって、近年人気急上昇中。
山梨で生産されるぶどうが収穫できる時期は、5月下旬(施設栽培)から10月下旬まで。
そのシーズンの中でも、品種によって旬は異なります。
※その年の気候により変動する場合がありますので目安としてください。
品種によって差はあるものの、ぶどうは全体的に日持ちしないフルーツ。
そのため購入後はなるべく早く食べる必要がありますが、もし数日保存する場合は“食べる直前まで果実を洗わないこと”が重要です。
その理由は、果実を覆う『ブルーム(果粉)』と呼ばれる白い粉を洗い落とさないため。これを洗い落としてしまうと、果実が乾燥して傷みやすくなってしまいます。
また糖度が高く水分量が多いぶどうは、常温で置いておくと腐敗が進みやすかったり、カビが発生したりすることも。
ぶどうを購入したら、そのまま新聞紙やキッチンペーパーなどで包み、冷蔵庫に入れるか冷暗所で保存するようにしましょう。
デラウェアなどの小粒ぶどうは、房ごとペーパータオルで包み、容器に入れて冷蔵庫もしくは冷暗所で保存します。傷んでいる粒があれば取り除きましょう。
シャインマスカットなどの大粒ぶどうは、果実を房から切り離し一粒ずつバラバラにしてから、キッチンペーパーを敷いた容器に入れて冷蔵庫もしくは冷暗所で保存します。
容器内でぶどうが転がると傷みの原因になるので、隙間がある場合はペーパータオルを詰めてください。
最近SNSで盛り上がりを見せたのが、房の切り口に果実を1粒刺すという保存方法。
これによって「犠牲になった果実の水分と養分が房全体にいきわたり、乾燥が防げるらしい」とのこと。
真偽のほどは確かではありませんが、気になる方はチェックしてみては。
(1)果実を房からはずし、まな板に並べる
(2)薄い板(タッパーの蓋やプラスチック製のまな板など)をかぶせ、軽く押さえながら円を描くように回す
(3)剥けた皮を取り除く
(1)フォークの端1本を、果実のなり口(枝がついている側)から5mm~1cmほど皮と実の間に差し込む
(2)果実をクルッと1周まわす
(3)剥けた果実にフォークを刺し、お尻側の皮をつまんで果実を押し出す
※本キャンペーンは終了しました。たくさんのご応募ありがとうございました!
今年も山梨のフルーツを楽しむ、フルーツキャンペーンの季節がやってきました!
第三弾はぶどう。山梨のぶどうを食べて、クイズに回答すると抽選で山梨県産のぶどうをプレゼント!キャンペーンの詳細は、下記リンクをご覧ください。
【期間:2022年8月8日~9月19日】