木創りの宿 きこり・別館竹林庭 瑞穂～木のやさしさとぬくもりのお宿～【笛吹市】

ここは昭和村一丁目一番地

石和温泉街の南側に位置する「湯けむり通り」のほぼ真ん中にたたずむ純日本旅館。開業は昭和48年と石和温泉街では、ほぼ真ん中くらい歴史を歩んでいます。駐車場では、往年の「ダイハツミゼット」「ニッサンサニー」「トヨタパブリカ」がお出迎え。

テレビドラマや映画などのロケ現場として数多く使われているだけではなく、最近ではTVアニメ「まえせつ！」のモデル旅館にもなっています。銘木を惜しみなく使った数寄屋造りの建物と昭和の香りが漂うノスタルジックな室内空間が特徴です。

レトロ看板、昭和にタイムスリップ

玄関を入ると、その昔に長屋の壁に貼ってあった「アース製薬」「オロナミンC」などの懐かしい看板類がお迎え。奥には見事な原木の柱と一枚板のテーブルを使ったロビースペース、さらには武田信玄を連想させる甲冑セットと一気にタイムスリップします。

フロント左手を進むと「昭和横丁」と名付けた通路には、黒電話・お店の看板・ポスター・おもちゃ類と昭和時代の名品が展示。思わず幼いころにおじいちゃん、おばあちゃんの家に遊びに行った記憶を呼び戻してくれる雰囲気にさせてくれます。

銘木の香りがやすらぎを誘う「本館きこり」

全館こころよい木のやさしさ温もりの空間、こまやかなおもてなしと落ちついた和の趣きのある建物。全17室あるお部屋には柔らかな木の香りが漂い、心身をリラックスさせてくれます。広い縁側から外を見渡すと落ち着いた雰囲気の庭園が広がっており、時間の経つのを忘れてしまうほど見入ってしまいます。

お食事は、人数に応じてグループ様でご利用できる大広間や昭和の香り漂う和ダンスとポスターが並ぶ昭和時代を演出した部屋で楽しむことができます。

自然を感じる竹林庭、けんそうから離れた隠れ家「別館瑞穂」

平成6年竣工の近代和風づくりで、すべて趣きが違う１２室のお部屋からは自然の竹林庭が眺められます。「竹林庭」の名の如く、全てのお部屋から心癒される竹林や小川が眺めることができ、宿までの街並みの姿をすっかり忘れてしまうほどの静寂さが楽しめます。

お食事は全てお部屋でのご提供となっておりお部屋でゆっくり堪能できます。竹林庭を眺めながら木のぬくもりと香りを体感できるラウンジで過ごすお風呂上りの時間が最高の贅沢です。

樹齢二千年の古代桧大浴殿と石和温泉の自然をまじかに感じとれる露天風呂

お風呂は、本館「きこり」の室内大浴場と別館「瑞穂」の露天風呂の2か所ありどちらもご利用できます。

本館大浴場は、樹齢2千年の古代檜で作られた重厚な温泉風呂で「信玄の湯／勘助の湯・殿方」「松姫の湯・姫湯」と武田由来のネーミング。別館は岩風呂の大露天風呂「雲龍の湯・殿方」「白玉の湯・姫湯」で、石和温泉の豊かな自然をまじかに感じられ、ゆったりと温泉をお楽しみいただけます。

泉質は無色透明で無味無臭のアルカリ単純温泉です。温泉と古代桧の香が合い、森林浴と同じ様に心の安らぎと、肌にしみ込む心地良さが、より一層ゆとりをもっていただけます。

「２代目女将がもてなす温もりの空間」

～　2代目女将　山下　ゆかりさん　～

～きこり誕生の歴史を教えてください～

元々の家系が大月の材木業で、当時に石和で材木業を営んでいた昭和48年に先代である父がここで旅館業を始めました。その由来もありお宿の名前が「きこり」となっています。

～石和温泉の中でのセールスポイントを教えてください～

材木屋が始めた旅館なので、木のこだわりと木の持つ自然のやさしさと温もりが建物の至るところに感じることができるのと、昭和レトロな雰囲気が普段の都会生活では味わえないゆったりと時間をすごしていただけるところです。

～どういったお客様がお越しになられますか～

中高年のご夫婦、家族連れから最近は若いカップルまで幅広い層のお客様にお越しいただいております。特に若い方々には、「過去の世界にタイプスリップしたような気分」とインスタ等の写真を数多く撮っておられます。

～お料理の特徴を教えてください～

ミニ懐石料理スタイルで地元の食材をふんだんに使った料理長のアレンジ料理です。季節ごとの山梨の旬な食材を用いた料理長自慢の逸品料理がお楽しみいただけます。

～最後に一言お願いします～

木のやさしさとぬくもりのお宿の「きこり」と、近代和風のつくりとすべてのお部屋から庭園がご覧いただける竹林庭・瑞穂」でゆっくりとした時間をすごしていただければと思いますので、従業員一同心よりお待ちしております。