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更新日:2021年3月10日
甲府駅から車で10分ほど、弘法大師が開湯したという伝説とともに、 武田信玄が愛でた湯村温泉の入口にそびえ立つ「甲府記念日ホテル」。甲府盆地が一望できる15階建ての堂々とした建物には、100を超える客室と4つのレストラン、県下最大級の600名を収容できる宴会場を備えます。
もともと甲府富士屋ホテルとして開業しましたが、「特別な日のおもてなし」をコンセプトとして全国展開する海栄RYOKANSグループのシティホテルとして、2019年4月にリニューアルオープンしました。
広々とした大浴場
開放感のある露天風呂
高層階には異なる味が楽しい4つのレストランを配置。
県産ブランド牛の「甲州牛」、「甲州麦芽ビーフ」をはじめ、オマール海老、鮑など上質な鉄板焼きメニューと共にソムリエが厳選したワインが味わえる鉄板焼き「KEYAKI」。
伝統的な中国料理を基本にしながら、新しいエッセンスを採り入れたメニューを確かな技術を持つシェフが生み出す「桃花樓」。
県内の新鮮な素材に加え全国各地から選び抜いた食材を取り寄せて料理人の確かな技術と感性が引き出す日本料理「雲居」。
和・洋・中のバラエティー豊かなホテルクオリティのバイキングを楽しめる「ヴァンヴェール」。どのレストランからも、太宰治が「シルクハットをさかさまにして底に小旗を立てたような、文化のしみとおったハイカラなまち」と表現した甲府の街並みを眺められ、特別な日に家族や友人らとかけがえのない時間を過ごすことができます。
鉄板焼きレストラン「KEYAKI」から甲府市内の眺望
日本料理「雲居」の晴の日の膳
中国料理「桃花樓」のオードブル
また、1階のカフェ「ウイステリア」では、季節の果物を特製の生クリームで挟んだフルーツサンドをこの春から予約制で販売しています。大きめに切った果物と生クリームが生み出すハーモニーは、インスタ映えするだけでなく、きっと訪れた方を満足させます。
予約制のフルーツサンド
営業総支配人として開業当初からホテルを率いてきた真弓広司さんにお話を聞きました。
「特別な日」とは、誕生日、七五三、入学式、卒業式、長寿祝いといった宴の場で刻まれた楽しい思い出の詰まった日ですが、私共の思いとしては、両親の結婚式の写真を見て、子どもたちが「同じところで私も式を挙げてみたい」と思ってもらえる、その家族にとっての懐かしい記憶が紡ぎだされる拠り所となり、それを末永くお手伝いしていきたい。
また、何よりも大事にしているのは、そこに来るといつも幸せな記憶がよみがえり、家族や友人にも素敵な気持ちになってもらえる特別なおもてなしをお届けしたいと語っていらっしゃいました。
真弓営業総支配人
華やかな結婚披露宴
披露宴を彩る食事
また、春から秋の観光シーズンにフルーツ狩りや紅葉を見ることが目的の多くのお客様がいらっしゃってくださり、とてもありがたいのですが、山梨の良さはそれだけではありません。例えば、甲府市の銭湯のほとんどが温泉であることをアピールし、湯村温泉郷に泊まっていただいたうえで、少し足を延ばして太宰が通った銭湯やそれ以外にも温度や泉質に特色のある銭湯に行っていただき、ガイドブックに書かれていない甲府の良さも楽しんでもらいたいとも話されていました。
名古屋市を中心に愛知県内で、長年ホテルマンとして成果を出し続けてきた真弓さんに、新しい視点で山梨の良さを発見してもらうことに期待がかかります。
やまなし観光推進機構職員が取材しました。各お宿の魅力をご紹介します!
エリアでの検索も可能です。
特別な日のおもてなしをあなたにお届けする湯村温泉郷「甲府記念日ホテル」【甲府市】