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更新日:2020年11月20日
山梨の玄関、JR甲府駅前という便利な立地の「城のホテル 甲府」。名前のとおり、甲府城があったとされる敷地のど真ん中に建ち、最上階からの眺めはまるでお城にいるかのような気分にさせます。ホテル内の細部にわたり、五感で感じられる山梨が凝縮された魅力づくりには、支配人のこだわりと郷土愛があるそう。旅先での新しい発見やつながりを見つけるよいきっかけになること間違いなし!
甲府城の天守が現存したとすると、同程度の高さとなる城のホテル 甲府は、13階展望・大浴場フロア北側の展望エリア「ヒストリアラウンジ湯殿」から、甲府城跡や武田神社、甲州夢小路を一望でき、まるで甲府城下町を俯瞰しているような感覚になります。また、JR甲府駅を往来する中央本線(JR東日本)と身延線(JR東海)を見下ろすことができるのは鉄道ファンにとっては嬉しい。
13階ヒストリアラウンジ湯殿(南側)から見える舞鶴城公園
13階ヒストリアラウンジ湯殿(北側)からの展望
南側の大浴場フロアには室内天然温泉と露天風呂があり、甲府盆地や富士山・南アルプスなどの周囲の山々を一望する絶景が広がります。特に甲府盆地の夜景や星空は格別で「素晴らしい眺め」「夜景がとても綺麗」「何度も温泉に入った」と利用者に大好評とか。
露天風呂から見える富士山と甲府盆地の絶景
湯上り後は、ヒストリアラウンジ湯殿にある山梨の歴史ギャラリーを楽しめます。武田信玄が活躍した戦国時代から、甲府城が築城された江戸期にかけて、現代の甲府盆地をバックに歴史と変遷に思いを馳せることができます。
山梨の歴史ギャラリー・ヒストリアラウンジ湯殿
湯上り後、夜景を見ながら一息
ロビーラウンジ「曲輪(くるわ)」では、ソムリエが季節ごとに厳選した8種の山梨県産ワインのテイスティングができます。いろいろなワイナリーのワインを飲み比べることができるので、お気に入りのワインを見つけるのにも、お土産のワイン選びにも便利です。テイスティングは500円から、カードを購入し、ワインサーバーでセルフサービス。気軽に山梨ワインを味わうことができます。地場産の桑の葉茶などソフトドリンクもあるので、お酒が苦手の方にも優しいですね。
山梨県産ワインが8種そろうワインサーバー
ラウンジにもこだわりがあります。県産材のスギの天井、西嶋和紙のランプシェード、市川三郷町の手漉き和紙のついたてなど、山梨の伝統・文化を体感し、あたたかくやわらかい雰囲気の中で、ゆったりと過ごすことができます。
県産木材の天井でやわらかい雰囲気のロビーラウンジ「曲輪」
「母の味」をテーマにしたこだわりの朝ごはんは、山梨名物のほうとう、山梨県産米「梨北米」はもちろんのこと、地場野菜や季節の県産フルーツなど、四季折々の甲州の素材を使用してスタッフが工夫を凝らした朝ごはんを味わえます。
さらに、コロナ対策もバッチリ!ブッフェ形式ですが、多種多様な小鉢全てに蓋が付いているほか、朝食会場に行く前に部屋のテレビで混雑具合が分かるシステムもありとっても安心です。「工夫されたメニューが豊富でおいしい」、「手作りで優しい味付け」「オシャレな盛り付けがうれしい」「感染症対策が徹底されている」と大好評の朝食は、売り切れることもあるので事前に予約することをおすすめします。
清潔感のあるビュッフェスタイルの朝ごはん
朝ごはんは、山梨のおふくろの味
「山梨を発信することが、このホテルの役割だと思っている」と熱を込めて語る城のホテル 甲府の久保田支配人。その言葉のとおり、支配人の郷土愛とこだわりは、フロントからロビー、エレベーター、客室、大浴場、そして食へと、ホテルの細部にまで見ることができます。たとえば、フロントには書家石原美歩の作品「富士晴嵐」や西嶋和紙のランプシェードが飾られているほか、客室には「郡内織物」・「甲斐絹」・「甲州親子だるまと甲府土鈴」などのアート、ヘッドボードには甲州印伝をあしらうなど、随所に山梨の伝統・文化が散りばめられています。
「城のホテル 甲府」久保田支配人
「エリアのランドマークになるべき建物でありたい」、「旅行者と山梨をつなげ、旅行を通して新たな発見を提供する場として、山梨の魅力を紹介していきたい」と久保田支配人。山梨にいても、城のホテル 甲府で出会う魅力に新たな気づきがあります。「県外の方だけでなく、ぜひ県内の方にも利用していただきたい」と熱い思いを語りました。
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やまなし観光推進機構職員が取材しました。各お宿の魅力をご紹介します!
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絶景温泉と山梨の食・伝統・文化を堪能できる「城のホテル 甲府」【甲府市】