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更新日:2020年3月16日
タグ:釣り堀で楽しむ
富士山や南アルプス、八ヶ岳、奥秩父などの雄大な山々に囲まれた山梨県は、名水百選にも選定された清流や湖などの水資源が豊富です。美しい環境で渓流釣りなどが楽しめます。都内から近い大自然の中で、家族でのんびり釣りを楽しんでみませんか?
今回は、初心者でも手ぶらで楽しめる小菅川の釣り場を徹底レポートします!(取材日:2019年4月18日)
▼小菅川は水がとてもきれい
今回訪れたのは、小菅村。都心から車で約2時間、東京都奥多摩町に隣接し、多摩川と相模川の源流にあたる山間の村です。
多摩川の源流域にある小菅川の自然渓流を活かした管理釣り場「小菅フィッシングビレッジ」の加藤さんに案内していただきました。
なんとここ、小菅村は、ヤマメの養殖に日本で初めて成功した村で、昭和44年~45年頃、地元の養殖者有志で釣り場をはじめたそうです。
ヤマメの養殖は、湧水で一定の温度で育てているところが多いのですが、地元小菅川の水で育てたヤマメを放流しており、
より自然に近い環境のため、身が締まって上質な味になるのだそうです。
「小菅フィッシングビレッジ」は、初心者の方から上級者まで楽しむことができます。
初心者でも、スタッフの方が丁寧に教えてくれるので安心です。
今回は、パパと5歳の女の子が体験しました。
それでは早速、受付をします。
▼人数と、釣り竿などのレンタルしたい道具を伝えます。
釣った後の魚を塩焼きしてもらいたい場合は、この時点でお願いしておきます。
(家族4名前後で、魚の塩焼き代4匹分も含めて6,000円位で楽しめます。)
▼入漁証をもらい、身に着けます。
▼竹の釣竿を借ります。
▼餌をもらいます(イクラとぶどう虫)
▼釣り場の様子
今回は家族向けなので、エサ釣りエリアで、初心者でも釣りやすい“ニジマス”釣りをします。
通り抜ける風が気持ち良い~!
▼小菅フィッシングヴィレッジで釣れる魚種。上から、ヤマメ、ニジマス、イワナ。
▼河川敷まで車で行くことができます。BBQセットを持ち込んでもOK。
▼混んでいなければ、1家族で1区画を貸し切ることができます。
▼ヤマメ、イワナより、ニジマスの方がエサの食いつきが良いので、初心者でも釣りやすいのだそうです。
まずは、イクラを針につけます。
経験のある方は、ヤマメ、イワナにもチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
▼釣れるまで集中!
「“浮き”が少し沈んだタイミングで、手首をクイッと返すのがポイント。遅いと魚が
エサ針を奥まで飲み込んでしまい、針を取るのがたいへんだからね。」と加藤さん
▼「わ!釣れた~!!」早速、1匹釣れました。
▼「獲ったど~~!!」
▼釣った魚は網に入れて川の水につけておきます。
▼続けてチャレンジ!・・・ニジマスも川に慣れてきたのか、イクラではなかなか掛からなくなってきました。
そこで、加藤さんが「餌をぶどう虫に変えるといいよ!」とアドバイス。
▼これが、ぶどうの木にいる「ぶどう虫」
▼エサを魚がいる辺りへ投げます。
▼エサを変えた途端、釣れました!!
1時間程、魚釣りを堪能した後は、つかみ取りにも挑戦!
浅瀬のつかみ取りエリアへ移動します。泳ぐ魚を手づかみで捕まえてみよう!
魚の動きがかなり早くて、はじめはなかなか捕まえられませんが、
慣れてくると魚の動きがわかってきて捕まえられるようになります。
※GW中は、つかみ取りは行っておりませんが、GW明け~9月頃まで楽しめます。(要予約)
▼「獲ったど~~!」
釣った魚は、加藤さんやスタッフの方がさばいてくれます。
(さばけなくても安心です!)
▼さばき方も教えてくれます。加藤さんの手際の良さに見とれてしまいます。
▼魚のお腹を水道水できれいに洗い流します。
▼お腹をきれいにした後は、串で刺します。
加藤さんが簡単に串を刺すのですが。。。やってみると、難しい!
▼左が名人の加藤さん。右が初心者が刺した串。魚の曲がり方が違います。
▼塩を振った後、ドラム缶の中にきれいに並べて焼いてくれます。
40分くらいで焼き上がり。最初強火で焼くと骨まで柔らかくなって、ヤマメなら1匹頭から丸ごと食べられます。
頭を下にして焼くので旨味が下に集まり、脂でパリッとして頭の部分がとってもおいしいんです!
▼焼いた魚を川のそばでいただきます。青空の下で食べる魚は格別においしい!!
自分でBBQセットを持ち込んで焼いても良いのですが、慣れていない方は、焼いてもらった方がおいしくいただけるのでオススメです。
また、釣った魚はさばいてもらってお土産に持って帰ることができます。
クーラーボックスか、発泡スチロールの箱を持ってくると便利です。
(施設で発泡スチロールの箱を購入することもできます)
ニジマスは、塩焼きも良いのですが、バターとの相性が良いのでムニエルかホイル焼きもおいしいよとのこと。
小菅川のきれいな川で育った魚はどれもおいしいのですが、ヤマメが特にオススメ!!
あまりのおいしさに一度に5匹も食べた男の子もいたそうです。
ニジマス釣りをした後でも、受付でヤマメやイワナを食べたい旨を伝えれば、
1匹約300円+塩焼き代100円で食べることができますよ。
初心者でも手ぶらで充分満喫できます!大自然の中で、家族でのんびり釣りを楽しみませんか?
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