ここから本文です。
更新日:2021年10月19日
山梨県の南東部 富士北麓に位置する忍野村には、淡水魚マニアの方々によく知られた山梨県立富士湧水の里水族館「森の中の水族館。」があります。
令和3年4月25日で開館20周年を迎えました。
透明度の高い富士の湧水が育む、淡水魚専門の水族館で、水と森のテーマパーク「さかな公園」の中にあります。
県内の河川、湖沼に生息する水生生物や、養殖されている魚類を中心に展示をしています。
まるで魚が空中を飛んでいるかのように錯覚してしまう水槽は透明度の高い富士の湧水を使用した「森の中の水族館。」ならでは!
二重回遊水槽
まず1階 正面から入りますとドーナツ型 の「二重回遊水槽」が目に飛び込んできます!川の源流から中流までの魚の生息環境を再現し、源流にはイワナ、上流にはヤマメやアマゴ、中流にはアユやウグイなどの魚を展示しています。
季節によりなわばり行動や産卵行動などを観察することができます。
川の魚水槽
上流エリア
ヤマメやアマゴの群れ
中流エリア
アユやウグイの稚魚
横見水槽
ガラス一枚を隔てて、真横から外池の中が見られます。池の向こうには森が広っており、まるで森の中で水中にいるような気分を楽しめます。寝転んで見ることもできます。
シアターホール
180インチ3面のパノラマスクリーンによる100席のシアターです。
淡水魚の生態や生息場所などを紹介するオリジナルのハイビジョン映像を上映しています。
マイクロアクアリウムコーナー
顕微鏡を使ってミジンコなどのプランクトンを観察することができます。
顕微鏡内の映像を拡大したものが壁面のディスプレイにも映るので家族や友人と一緒に楽しめます。
変わりもの展
今回は変わった姿や特徴を持つ生物たちによる「変わりもの展」を開催しています。
変な見た目や変わった習性など様々な特徴を持った生物を展示しています。(2021年11月1日まで)
入館前に検温と入館シートへの記入をお願いしています。マスク着用、手の消毒はもちろんのこと順路の厳守やお隣との距離を十分にとってください。
一方通行の順路
ソーシャルディスタンスを守ろう
取材・文/久保田
ホーム > 富士山の麓に佇む「森の中の水族館。」