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富士山憲章賞

三浦 惇平 (山梨県・中学生の部)

富士山憲章賞(第16回)

 

【講評】

 ◆ 富士山の貯水量を心の広さに喩えたメッセージが印象的であり、絵も魚眼レンズで見たような迫力がある。

 ◆ 富士山の豊かな水に感謝する気持ちが見る側に伝わり、富士山憲章の趣旨に合致している。

 ◆ 富士山を上半分に、そして下方に水をたたえた湖が表現されていて、富士山=水の山とも感じられる表現になっている。まさに自然の恵みのありがたさを感じる図になっている。自然を守ってこそこの命の水を守れるという感を思う絵だ。

 ◆ 湧水をたたえる富士山に自己を投影し、大いなる心と器を持った人間になることを目指している。富士山の環境保全を、まず自分自身のことと考えること。すべてはここに始まる。

 ◆ 富士山というテーマでありながら、そこから水を主題に展開させた発想がよく、自然を大切に思う気持ちが感じられた。

 

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