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春の訪れはうめに鶯(県鳥)、スミレにタンポポ、チューリップ。この自然豊かな山梨のこと、枚挙のいとまなく、次々と可憐で華麗な花たちの競演です。庭のある家々は競うように次々と花を咲かせて、街路でお花見が出来そうです。とはいえ、春の山梨で堪能してほしい花は、さくら、そしてももの花です。一般的に路地ももの開花は3月下旬頃から。ところが笛吹市富士見「日本一早いお花見」ももは2月に満開となります。
南アルプスと桃源郷
わに塚の桜
ハウスももだからなのですが、雨が降っても大丈夫な花見の宴は大盛況です。そしてももの花見の醍醐味は、そのピンクの絨毯にあります。あえて地域を限定せずとも、電車から、自動車から、サイクリングロードから、その華やかでみずみずしいピンク色の盛大な絨毯が平地からしだいに山路までも広がる風景は壮観です。時を得て、この一つ一つの花が豊潤なももの果実に実ることを思うと、このお花見には格別の感慨があります。美しくおいしそうな花見は、なかなかオツなものですね。
菜の花と甲斐駒ヶ岳
南麓の花パーク
山梨県フラワーセンター
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