ホーム > 第4回おもてなしのやまなし県民大会の開催結果
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県民総参加での「おもてなし」について理解と関心を深めていただくため、平成27年1月30日におもてなしのやまなし県民大会が開催されました。今回のレポートでは、県民大会の模様についてお届けします。
「おもてなしのやまなし知事表彰」とは、平成23年に制定された「おもてなしのやまなし観光振興条例」に基づいて、優れたおもてなしを実践している県民の皆様や事業者の皆様を表彰する制度です。
第3回目となった今回は、県民表彰(個人・団体)と事業者表彰、計12組の皆さんに、横内正明知事から表彰状と記念品の表彰楯が贈られました。
親子2代で70年近くにわたり、牧丘の自宅にミツバツツジ・三尺フジを育成し、見ごろの時期になると観光客へ無料で開放され、自主的にパンフレットの配布や観光案内、無償でお茶の提供などのおもてなしを行っている、大村勝也様(雪のため、代理で山梨市役所職員が受け取りました)
NHK「ラジオ深夜便(日本列島くらしのたより)」の山梨県紹介リポーターに抜擢され、山中湖村だけでなく、県内で取材、体験した情報も紹介するなど宣伝塔として活躍。山中まちづくり委員として山中湖の名所に竹灯篭を灯すおもてなしをするなど持ち前のエネルギーを活かした観光振興に取り組む、坂本賢祐様。
「平成26年度全国高等学校総合体育大会(インターハイ)」で県内すべての高校及び特別支援学校の代表生徒で組織し、「おもてなし分科会」では、生徒による観光案内や選手・監督への手づくり記念品の贈呈など、多くの来訪者を温かくお迎えした、平成26年度全国高等学校総合体育大会山梨県生徒実践委員会の皆様
甲府駅を利用する方々に気持ちよく使っていただきたいという「おもてなし」の気持ちを育む機会となっている甲府駅北口の清掃活動を平成4年度より20年以上継続して実施されている甲府市立北東中学校の皆様(代表して青柳校長にお受け取りいただきました)
連続テレビ小説「花子とアン」に関連した展示パネルの作成やフェイスブックを活用した情報発信、関連商品(創作料理)の開発、フットパスの開催など、多彩な取り組みを行った山梨県立大学国際政策学部吉田ゼミの皆様
御師外川家住宅の「お焚き上げ」の実施、ヤーナ川の清掃活動、イス型案内看板の設置、多言語による御師の家紹介パネルの設置など、地元住民目線で様々なまちづくり活動に取り組む、御山(おやま)倶楽部の皆様
県内小中学校で最初の「おもてなし宣言」を表明し、気持ちよく迎える挨拶、環境美化、地域の伝統文化をキーワードに、地域を学ぶ山梨市立加納岩小学校の皆様(代表して原校長にお受け取りいただきました)
90年の長きにわたり、南アルプスや茅ヶ岳などの山々を中心とした自然保護活動や安全登山指導、山岳遭難救助、登山道整備に取り組む県内山岳会のリーダー的存在である白鳳会の皆様
地元商工会と連携しながら富士川町の特産品である「ゆず」「ラ・フランス」を原材料とした数々の商品開発に取り組み、地元のイベントや道の駅などで販売活動を行った県立増穂商業高等学校の皆様
富士北麓地域の文化・歴史を高いレベルで研究・発表している社会科学部と、河口湖駅や河口湖周辺で外国人観光客に対する英語による声かけを行い道案内や観光ガイドにつなげている英会話部によるおもてなしの活動を行っている県立富士河口湖高校の皆様(代表して小石川校長にお受け取りいただきました)
市内を訪れる登山客・観光客に対し、手作りのランチマップや登山マップなどによる案内の他、首都圏からの玄関口として、市内のみならず県全域の観光PRを実施。タブレット端末による案内や折り鶴の配布など、外国人観光客に対するおもてなしも実施されている、大月市観光案内所の皆様
おもてなしタクシードライバーに18名(約30%)が登録、会社独自で観光ドライバー認定制度を定める他、全従業員が「おもてなし宣言」をするなど、山梨のファンづくりに積極的に取り組んでいる富士急山梨ハイヤー株式会社の皆様
最後に全員で記念写真をパチリ!
また、ロビーには、受賞者の皆様の活動内容を展示しました。
表彰式終了後にはスクリーンでみなさんの活動内容を紹介させていただきました。
やまなしおもてなしアドバイザー高野登さんによる基調講演。今回は、5年後の東京五輪開催に向けて増え続ける外国人観光客に対するおもてなしをテーマにお話をいただきました。
この日は甲府市内でも雪が降るなど、あいにくの天気でしたが、およそ150名のみなさんに参加いただきました。
春の観光シーズンに向けて、そして、東京五輪開催や富士山人気でさらに高まる国際観光の時代に向けて「おもてなし」を県民全員で推進していきましょう!!