「小野洋蘭果樹園」は江戸時代から続く農家で、明治40年よりサクランボ栽培を導入。現在は7代目の小野隆さんを中心に、親子三世代が協力し合って、果樹園を盛り立てています。30年来、低農薬栽培をしていることも、この果樹園の特徴。「子供たちに安心して食べさせられるものを作りたい」という小野さん。除草剤を使わない代わりに、園内でヤギを飼い、雑草を食べてもらうなど、ユニークな試みも実践しています。有機物や有用な微生物を増加させる草生栽培で、土壌作りには力を入れています。果樹園以外にも、NPO法人の理事長を務め、農作業体験や食育イベントなど、地域を盛り上げる様々な活動を行っています。
『シェフ・ド・フランス』の杉山正一さんと、『小野洋蘭果樹園』の小野隆さん
「シェフ・ド・フランス」は本格的なフランス料理店ですが、シェフの杉山正一さんは「フランス料理の良さをより多くの人に広めたいから、肩肘張らず、気軽に楽しんでもらいたい」とカジュアルで親しみやすい雰囲気作りにも配慮しています。3歳の頃から料理人になりたいと思っていたという、生粋の料理好きの杉山さん。できる限り国産の安心な材料を使い、地元のものを多く取り入れ、季節感も大切にしています。地元の特産品を使った人気のパフェは時期によってフルーツが変わり、サクランボは6月のメニュー。パフェ目当てで来るというお客様も多いそうです。
小野さんの果樹園がある南アルプス市西野地区は、山梨県の中でも早くから果樹栽培が行われていた地域。雨が少なく、扇状地で水はけがよいため、果樹の栽培には適した場所です。冬の寒さと夏の暑さ、梅雨前に実が熟すことなども、サクランボにとっては良い条件だそうです。また、畑のスプリンクラーから出る水は、実は駒ケ岳から運ばれてくる天然の湧き水。南アルプスの清らかな天然水で育ったさくらんぼなのです。小野さんと杉山さんはご近所同士で親しい間柄。「小野さんはみんなから慕われる、人望の厚い人だと思います。この人の作るものなら、と信頼を寄せています」と杉山さん。
サクランボを惜しみなくたっぷり使った贅沢なパフェ。
その季節の果物を、潔く一種類だけ
存分に詰め込んでいます。
グラスの中もほとんどサクランボで、
数えてみたら30個以上!余計なものは加えず、
素材そのままのおいしさをシンプルに味わえるパフェです。
旬の果物を贅沢に使う、大人気のパフェです。いちご、さくらんぼ、桃、ぶどう、ラ・フランスと、時期によって変わる限定スイーツをぜひご堪能ください。
様々な果物を育てている果樹園です。シェフ・ド・フランスのスイーツは、この場所から届けられています。旬の時期は果物狩りが楽しめ、フルーツジャムなども販売しています。
カジュアルに、そしてリーズナブルに本格フレンチが味わえます。その日の旬の食材を使った日替わりランチ&ディナーのコース料理をお楽しみいただけます。
〒400-0211
山梨県南アルプス市上今諏訪485
TEL:055-282-5945
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