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更新日:2018年12月27日
山梨県の温泉は、湯量が多くてお湯の泡付きや鮮度が良いものが非常に多いことが特徴です。全国の温泉に詳しい大学生「東大温泉サークルOKR(おける)」が厳選した温泉5つを紹介します!各地に素晴らしい温泉がある山梨県ですが、今回は甲府に近くアクセスの良い温泉を中心に厳選しています。
東大温泉サークルOKR(おける)は、「温泉と真剣に向き合う」サークルです。東京周辺を中心に全国の温泉を訪れているだけでなく、温泉巡りで得た経験・知識に基づき、温泉の魅力を発信して温泉好きの輪を広める活動をしています。
宮城県・東鳴子温泉ではモニターツアーを夏に開催しました。湯治文化を同世代に知ってもらおうと2017年から行っている活動です。「ワカモノ湯治」と銘打って、手軽で癒される旅を提案しています。(上部写真)
学園祭では、温泉の魅力を発信する屋台を毎回出店しています。2018年秋の「駒場祭」では、三重県・榊原温泉の温泉水でコーヒーを淹れた「温泉コーヒー」を販売しました。
山梨県の温泉の魅力は、まず何と言っても泉質の多さ。温泉は、含まれる成分によって10種類の泉質に分けられており、山梨県には9種類がそろっています。
豊富な泉質は山のおかげ。山梨県付近では日本列島が乗る3枚のプレートが交わっていて、地中に様々な成分があるためだと考えられています。
お湯の新鮮さも大きな魅力です。家で一番風呂に入ると湯船に泡がついているように、温泉もお湯が新鮮だと気泡がたくさんあります。源泉かけ流しの温泉でも、泡がつくほど新鮮なお湯が楽しめるのは多くありません。そんな珍しい温泉に、当たり前のように入れてしまうのも、山梨のすごいところです。
では、甲府周辺の「知る人ぞ知る」泉質自慢の温泉を5つご紹介しましょう。
ちなみに、今回紹介する5湯の温泉は、どれも東大温泉サークルOKRの公式ブログ「部室」(外部リンク)で詳しく説明しています。ぜひご覧ください!
1湯目:
国母温泉(こくぼおんせん)
温冷2つの源泉がドバドバかけ流されているのが「国母温泉」。熱いお湯と冷たい水風呂に交互につかる「交代浴」に最適です。
シャワーさえも贅沢に温泉水が使われていて、ふんわりといい香りが広がります。暖かい方の源泉はとろみのある「モール泉」で、冷たい方の源泉は飲用可能!サウナ・露天風呂もそろっていてお風呂も充実していますが、脱衣所も広いのが魅力。広々としていて、開放的な気分で温泉を満喫できます。
湯口のまわりには大粒の泡が浮かぶ
地元の人に愛される国母温泉
ご主人は鍼灸師の資格も持ち、併設された鍼灸院で施術も行っています。「この温泉では交代浴ができます。交代浴は血管拡張作用があって基礎体温が上がり、免疫力アップが期待できます。温泉を通して健康長寿になって欲しいです」とのこと。
「国母温泉」のブログ記事はこちら(外部リンク)(東大温泉サークルOKR公式ブログ「部室」にジャンプします)
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2湯目:
「玉川温泉」
「玉川温泉」は、湯船から溢れ出す湯で湯船を出ても足は湯につかったままという猛烈な湯量が特徴。浴槽は鉄で赤茶色に染まっており、湯口に近づけば強い鉄臭と細かな泡付きを味わえます。鉄臭がする温泉は希少です。
温泉だけではなく、おもちゃがたくさん並ぶ休憩室があり、子ども連れでも楽しめます。建物のすぐそばの源泉と露天風呂の跡が昔の面影を残しています。
ノートには、全国の人々が文章を書き残していて、その全てに娘さんが丁寧に返事を書いています。女将によると「調子の悪い人がお風呂に入って帰るときに、すごく良い顔をされる」とのこと。
「玉川温泉」のブログ記事はこちら(外部リンク)(東大温泉サークルOKR公式ブログ「部室」にジャンプします)
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※続きは、後日Vol.2 にて掲載します。残り3つの温泉ご期待ください!
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