「体に良くて美味しいものを作りたい」と以前から思っていたという、「マルベリーファーム」の矢ヶ崎秀樹さん。八ヶ岳高原では昔から桑畑があちこちにあり、蚕が育てられていたそうです。矢ヶ崎さんは、桑の葉の栄養価の高さや効能に注目し、健康に役立てることができればとの思いで、無農薬で桑を栽培しています。四方を緑の山々に囲まれ、水がきれいで日照時間の長いこの土地では、桑の葉がしっかり光合成を行い、栄養分をたっぷり蓄えます。桑の葉でお茶を作ったところ好評で、今後は様々な新商品開発にも力を入れ、桑の魅力を伝えようと試みています。
「さくら茶屋La passion」の小林裕一シェフと、
桑の葉生産者「マルベリーファーム」の矢ヶ崎秀樹さん
県産及び自家農園の食材を使い、地産地消をコンセプトとしたレストラン「さくら茶屋 La passion」。シェフを務める小林裕一さんは、小さな頃から料理が好きで、料理学校を卒業後はフランスで修行し、そこで培ったノウハウを料理に反映しています。「地元のものでお客様を歓迎したい。料理でこの土地の自然を感じてもらえたら」とのこと。マルベリーファームの志に共感し、桑の葉を美味しく食べられるよう生かしたい、とスイーツを考案。「桑の葉はほんのり甘みがあり、油脂分と相性が良く、さらっとした口当たりで、まろやかにまとめてくれるように思います。味わいも優しいので食べやすいですよ」。
桑の葉は、食品としてはあまり一般的ではないし、食べづらいようなイメージもありますが、室町時代よりお茶として親しまれていた記録もあるのだとか。通常は春と秋の年二回収穫できるそうですが、マルベリーファームでは、晩秋の1回のみ。一番栄養分の多い時期にだけ収穫するそうです。桑の葉には、生活習慣病や成人病の予防、美肌、アンチエイジングなど、様々な効果があるといわれています。より健康的で美味しく桑の葉を取り入れられるよう、さらなる研究開発を続けています。
抹茶のようにも見えますが、
穏やかで優しい風味です。
甘さ控えめで、一口食べると一瞬もちもち、
そしてとろりととろける絶妙な食感に心躍ります。
アラカルト 950円(税込)
コースプラン 2,980円(税込)の
デザートとしてもご提供しております。
北杜市明野にある自家農園の高原野菜を中心に、地元産の野菜を付け合せからソースまで様々な用途で使用しています。
山梨県産牛のフィレ肉をバターで香ばしく焼き、 赤ワインソースと季節野菜と共に召し上がっていただく一品です。
当店でお出ししているパンはすべて自家製です。バゲット、バターパン、桑の葉パン、レーズン入り赤ワインパンなど、季節にあわせて変えていきます。
〒407-0004
山梨県韮崎市藤井町南下條171-1
TEL:0551-23-0030
http://www.sakurachaya-lapassion.com/