大野貯水池→犬目宿(おおのちょすいち→いぬめじゅく)
大野貯水池を出発して、旧甲州街道の犬目宿を目指します。コースの大半は旧甲州街道とほぼ重なる山梨県道30号(大月上野原線)を走り、大野展望台、犬目宿など見どころも多いコースです。
道幅は片側1車線がほぼ確保されていて、路面も整備されています。交通量もそれほど多くありません。
COURSE DATA
走行距離 | 6.5 km |
---|---|
標高差 | 252 m |
平均勾配 | 3.9 % |
ここに注目!
犬目宿は、葛飾北斎の「富岳三十六景」にも「甲州犬目峠」として描かれた江戸時代の宿場町です。旧甲州街道は一部未舗装のままの区間もあり、当時の旅人の息遣いを感じられます。
ROUTE MAP
AREA MAP
COURSE GUIDE
攻略ポイント
前半はアップダウンが続き、後半はやや勾配がきつくなりますが、距離的にも勾配的も初心者でも挑戦しやすい峠でしょう。
-
スタート地点は、大野貯水池。1910(明治43)年に着工されたという歴史ある水力発電所で、春は桜の名所としても有名です。
-
大野貯水池の駐車場を出たところにある消防団の建物の右、県道507号(野田尻四方津停車場線)を北へ向かって走り出します。
-
スタート後はしばらくアップダウンの道が続きます。約2km地点のループ橋になっている交差点を右折、県道30号に入ります。
-
約3.5km地点、道なりに右へ進み、中央自動車道の上を渡ります。この先から勾配が8%前後とややきつくなります。
-
約4.5km地点、遠くに富士山を望む大野展望台があります。眼下には談合坂SAや大野貯水池が見えます。
-
約5.5km地点、犬目宿の集落に入ります。この案内板の裏には公衆トイレがあります。
-
犬目宿の先もしばらく上りは続きます。約6.4km地点のこの鉄塔付近が最も標高の高いところです。
-
100mほど進んだ恋塚一里塚がゴール。江戸日本橋から21里(約82km)の地点を示し、かつては道の両側に塚があったそう。
監修:光石達哉 さん
ACCESS
スタート | 大野貯水池 |
---|---|
ゴール | 恋塚一里塚 |
駐車場 | 大野貯水池駐車場 |
車でのアクセス | 中央自動車道「談合坂スマートIC」下車 約5分 |
電車でのアクセス | JR「四方津駅」下車 自走で約8分 |