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更新日:2020年1月17日
山梨は日本有数の温泉王国。石和温泉郷や富士河口湖温泉郷をはじめとする多くの温泉郷があり、県全体に温泉が分布しています。老舗の温泉旅館のみならず、日帰り温泉や街ナカにあるレトロな銭湯など気軽に立ち寄れる温泉も多いので、レジャー帰りの渋滞を避けるのにひと風呂楽しんでから、というのもおすすめ。贅沢な源泉かけ流しの温泉も多数あり、露天風呂からは早朝の富士山やぶどう畑、きらめく夜景などの絶景も楽しめます。バラエティ豊かな山梨の温泉で、日ごろの疲れを芯からほぐしませんか。
山梨の温泉をもっと知って楽しめるサイト「やまなし立ち寄り百名湯サイト」が2020年2月13日にオープン!
泉質や温泉地の分布や温泉コラムなど、山梨の温泉情報が満載。さらに、おすすめの立ち寄り百名湯について、写真とデータでくわしく紹介しています。検索機能も充実しており、「最寄りのIC」「富士山が見える」「夜景が見える」「標高差」などの立地条件や「泉質」、さらに「源泉かけ流し」「露天風呂」「サウナ」「銭湯」「タトゥーフレンドリー」など細かな条件で検索可能。好みの温泉が簡単に見つかります!
山梨の温泉は、10種類に大別される泉質のうち、なんと9種類がそろっています。炭酸のシュワシュワ温泉や日本で2番目にアルカリ性が強い温泉など、肌触りや色、香りも多彩。入浴前に知っておきたい山梨の温泉の特徴をまとめました。
よく「美人の湯」といわれる温泉がありますね。一般的には美肌効果が期待できる次の3つの泉質を指します。(1)肌の角質を軟化させ、クレンジング効果が期待できる「炭酸水素塩泉」、(2)肌の蘇生効果があるといわれる「硫酸塩泉」、(3)メラニン生成を抑制し、シミ予防効果があるとされる「硫黄泉」。さらにpH(水素イオン指数)7.5以上の(弱)アルカリ性の温泉にもクレンジング効果があるといわれます。山梨には、これらすべての「美人の湯」があるんです。
朝風呂は旅先ならではのお楽しみ。山梨には前泊してゆっくり楽しみたい朝から入れる立ち寄り湯が充実しています。富士山やぶどう畑の朝の幻想的な風景を眺めたり、こだわりの朝食で元気をチャージしたり……。贅沢時間を過ごせる温泉施設はこちら。
露天風呂からの眺めも見事な山梨の温泉。なかでも多くの人を魅了するのは、日本一の富士山の絶景です。富士山周辺の日帰り温泉なら、間近に雄大な富士山を眺める「富士眺望の湯 ゆらり」や「山中湖温泉 紅富士の湯」がおすすめ。ほかに富士山と八ヶ岳を望む好ロケーションの「甲斐大泉温泉 パノラマの湯」や富士山と甲府盆地の絶景を楽しめる「ほったらかし温泉」も人気です。時間とともに表情を変える雄大な富士山をゆっくり眺めながらリラックスしてみませんか。
山梨に来たら、ぜひ足を運んでほしいのが、地元民に愛されるローカル感たっぷりの銭湯。昭和にタイムスリップしたようなレトロな雰囲気が逆に新鮮で、なかには文豪・太宰治が通った銭湯も。手頃な価格もうれしいレトロ銭湯3選です。
場所を変えて体を休めることを「転地療養」といいますが、温泉は標高によって体への影響が変わります。 田中収大月短期大学名誉教授によれば、標高が約300メートル以下の低地温泉地では副交感神経が優位になるので、リラックスしやすいとのこと。一方、標高約800メートル以上の高地温泉地は刺激性が強く、代謝が促進されやすいそうです。山梨の温泉は標高100~1400メートルまでさまざまな標高にあり、「転地療養」にぴったり。「やまなし立ち寄り百名湯サイト」では、標高による温泉施設検索ができます。
温泉好きの東大生が集まった「東大温泉サークルOKR(おける)」のみなさんも、「山梨の温泉はすごい」と太鼓判。その理由は泉質の豊富さ、さらに泡がつくほど新鮮なお湯に気軽に入れることにあります。数ある温泉の中から知る人ぞ知る泉質自慢の5つの温泉をVol.1、Vol2の2つの特集でご紹介。