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日本でお酒が誕生したのは、水稲栽培が始まる縄文から弥生時代にかけてあたりといわれています。ワインは別ですが、お酒には、まず水がありきでその製造が始まります。そのワインもまずぶどうですが、ぶどうは水捌けの良い大地と太陽によって生育します。「水」「大地」「太陽」。米や麦といった素材も含め、山梨という地域に良き酒の育つ要素は万全なのだと、あらためて納得できます。
ワイナリー
仕込
深い山から森林をぬけてもたらされた名水があり、夏暑く冬寒い、ややもすると厳しい気候変化、地質を伴う水捌けの良い土地。地酒(日本酒)、地ビール、地ウィスキー、そしてワイン。気候だけでなく、作り手のこだわり気質も発揮されて、ザ・やまなし地酒オンパレード。まずは、試しましょう。
いよいよ県産ワインのおいしさは世界へ!
「葡萄酒」から「ワイン」へと成長し日本の定番になってきた。
「葡萄酒」と呼ばれたワインが日本で作られたのは明治に入ってからといわれています。原料は甲州種を用いられ・・どこでか?もちろん山梨で、なのです。黎明の頃より山梨あってこそのワインのだと納得します。甲斐の国にぶどうが伝えられ、甲州種が育ち、ワインへと発展してきたのです。そして、さらに磨きがかけられた県産ワインのいまは。世界中でたったひとつ!和食とともに味わっておいしいワインとして世界へ羽ばたこうとしています。
名水の郷にこそ銘酒がうまれる
名水の里だからこその銘酒がラインアップ。
山梨県には16の蔵元があり、創業300年を数える歴史ある蔵を始めとして、それぞれが味を磨き競っています。酒造りに最も大切なものは、「水」。水に恵まれている山梨の中でも珠玉の名水の郷に、個々蔵を構えているのは、さすがです。各蔵元がその個性を生かし磨く酒は、個性は違っても、「淡麗」「辛口」「さわやか」の信条は近いものがあるようです。旨さこそ味わう人の受け取るもの。説明無用でお試しください。山紫水明の風景が浮かんでくる味です。
ここで食べてここで飲む、おいしい地酒
地ビール・地ウィスキーも元気です
日本を代表するシングルモルトウィスキーの醸造所が、バードサンクチュアリのある深い森の中にあります。他の地ウィスキーも含め、名水のある大地は薫り高い琥珀のお酒を醸しているのです。また、地ビールも4銘柄が個性豊かな味わいを供しています。そのビールに合うメニューを紹介する施設などがあり、さらにおいしく地ビールを楽しむことが出来ます。清らかに恵まれた水、清涼な気候と、こだわりをもつ人たちがいて、おいしい地酒が育まれています。