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甘利山(あまりやま)ヒルクライムの舞台は、武田家発祥と終焉の地としての歴史の里である韮崎。深い森の中を走ることができ、木々を近くに感じることができるコースです。サルなど動物の姿を見かけることも。ゴールは鳳凰三山の前衛に位置する甘利山の広河原駐車場で、付近はレンゲツツジ、アヤメ、ヤナギランなど夏の花の群生地として知られています。途中に視界が開ける地点が数ヵ所あり、富士山の姿を眺めながら走ることができます。直線あり、急カーブありとバラエティーに富んだコースは力試しにも最適です。
全体を通して10%ほどの激坂が続きますが、勾配が一定のためペースを保って走ることができます。スタート直後に最もきつい斜度11%~12%の区間が始まります。その後少しなだらかになりますが、それでも斜度10%の区間が続きます。5%~8%のなだらかな区間を経て、10km手前のつづら折りを越えればゴールまで一直線。登りも厳しいですが下りも厳しいので、途中で休憩を入れながら事故のないようゆっくりと下山しましょう。
[スタート]スタート地点である甘利山入口ゲート。直後に激坂が始まります。
[1]斜度11~12%の区間が続きます。スタート直後はオーバーペースになりやすいので注意して80%くらいの気持ちで余力を残しながら、自分のペースを守って登りましょう。
[2]少しなだらかになりますが、それでも斜度は10%。先が長いので飛ばしすぎないように。2つ目の橋を渡るとつづら折れが始まります。
[3]後半はつづら折れの、斜度5%~8%のなだらかな区間。つづら折れは、内側は斜度が高く外側は低いので、体力・筋力によって選んで走りましょう。タイムを狙うひとはここからが勝負。直線でスピードを乗せてタイムを縮めましょう。
[ゴール]ゴールの甘利山広河原駐車場から一望できる、甲府盆地と周囲の山脈群は絶景です。
監修・モデル:「フォルジーク山梨」チーム代表・渡邉祐樹さん
難易度 | 標高差 | 1,146m | |
走行距離 | 11.7km | 勾配 | 平均9.6%、最大13.5% |
スタート | 甘利山入口ゲート(県道甘利山公園線) |
ゴール | 甘利山広河原駐車場 |
駐車場 |
釜無川河川緑地 山梨県韮崎市水神1 |
車でのアクセス | 中央自動車道「八王子」IC~中央自動車道「韮崎」ICから約15分 |
電車でのアクセス | JR中央本線「韮崎」駅から自走15分 |
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